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りふれいん

 OLの早織は仕事を終え、一人暮らしの部屋へ帰宅し夕食を終えて、まったりとくつろいでいる。 今日もとりたててどうということのない日だった。 胸ときめかす出会いも、特別嫌なこともない。 変わったことといえば同僚の佐伯が肩こりがなおるとか言って昼休みに私に催眠術をかけようとしたことぐらいか。...

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洗浄機

OL皆瀬早織には最近カレシが出来た。しかし、早織は何故その男と付き合うようになったのかまったくわからない。好みのタイプでもない、強引に交際をせまられたわけでもない。以前、過労からか、変な言葉が口をついて出てしまう病気になったとき親切にしてくれたのがきっかけでつい関係をもってしまい、それがだらだらとつづいている。実は早織のカレシ-佐伯洋治は催眠術を巧みに使って早織を彼女にしてしまったのだが早織自身はう...

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ワンコイン

OL皆瀬早織は同僚の佐伯洋治と今日もデートだ。早織は佐伯のことが好きではない。なぜ、こんな男とつきあっているのか全くわからない。しかし、どうしても別れを切り出すことが出来ないし、なぜか結局彼のいいなりになってしまう。これは佐伯が早織に催眠術をかけてどうしても別れられないようにしむけているからなのだが早織はまったく気づいていない。佐伯は早織に暗示をかけて、恋愛感情はもたないが、決してさからえないように...

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ハウスキーパー

 「あー、やっと終ったあー。」 ようやく今日の仕事が終わった。明日からは3連休。 OL早織はいつになく気合が入っている。 「チャンスよ。そうよ、こんどこそ…今度こそ…。」 佐伯は一昨日から札幌へ2週間の出張だ。早織はいま自由の身なのだ。 佐伯の催眠術で心も体も、もてあそばれてしまっている早織。...

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マリアージュ

 「ああ、いそがしい。」 早織は今日も仕事が終わってから佐伯のマンションに来て、洗濯や食事の用意で息つくひまもない。 「ああ、もう、なんでえ!!」 あいかわらず何でこんなに一生懸命やっているのか本人にはまったくわからないのだが、やめるわけにはいかない。 最近では早織は週の大半を佐伯の部屋で過ごしている。 掃除をし、洗濯をし、食事の準備、片付け、そしてセックスと、まるで同棲状態。...

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ハント1

20歳になったその日、俺は親父に呼び出された。 部屋に入ると親父は、まあそこに座れという。 親父とこんな風にあらたまって話したことはいまだかつてない。 高校を出てから俺は職にもつかずぶらぶらしてきた。働かなくても生活に困ることはない。 家にいれば勝手に食事もでてくるし、ねだればいくらでも小遣いはもらえる。 俺の住んでいる家は高級住宅街で500坪はあろうかという大邸宅だ。...

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ハント2

俺はいまや、どんな人間の心の中でも自由自在に操ることが出来る。 とりあえずは町に繰り出して女の品定めだ。 地下鉄の駅のエスカレーター。人でごった返す中でひときわ目立つ体格のいい女がいた。 身長は180センチ近くあるだろう。派手なセーター、ブラウンの皮ジャケットに皮のブーツ。 はいている花柄の刺繍の入ったジーンズがはちきれそうな太ももとヒップ。...

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ハント3

幻の女をもとめるため、今日も街中を歩き続ける。女はいくらでもいるのだが、これは、という女にはなかなかめぐり合えない。 そもそも、俺の子供を産むことの出来る女だからといって美女であるとは限らないのだが、親父はその辺のところは、はっきりとは教えてくれなかった。 当面は能力を使って好きな女を好きなだけ犯していけばいいだろうとは思っていたが、あてどもなくさまようことにひどく不安も覚えてくる。...

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ハント4

年末で人のごったがえす繁華街をうろついて見る。クリスマスの派手な飾り付けをしているデパートの大きなショーウインドウの前で おたがいの肩に手を回しあい、見つめあうバカップルがいた。 「タっくん、私の事、あいしてる?」 「もっちろん。愛してるよサッチン…。」 「うふふふ…。」 「えへへへ…。」 女のほうは小柄でまあかわいいといってもいいだろう。男のほうはずいぶんと、ふぬけた感じの野郎である。...

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ハント5

都心から郊外へ向かう早朝の私鉄の車両のドアが開く。 俺が車内に乗り込むと入り口付近に座っている女が怪訝な顔をして俺を見た。 まだ、ラッシュ前で、まばらな乗客たちの視線もいっせいに俺に集まる。 俺が別に奇異な格好をしているわけではない。これは女性専用車両なのだ。 集団を相手に力がどこまで通用するのか、ちょっと試して見たくなった俺は早朝の女性専用車両を力試しの場として選んだ。...

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