女子大生、沢木美加子は、今日も暗示にかけられ、漫才師ミカコへと変身する。
男「はい、いいですかー。目をあけるとあなたは漫才師です。もうすぐ舞台がはじまりますよー。ゆっくりと目をあけてください」
目をあけると、そこはステージの上、今日も客席は満員だ。
男「はい、どうもー」
女「こんにちはー」
男「ゆきおでーす」
女「ミカコでーす。どうぞよろしくおねがいしまーす」
客席、拍手
女「ちょっと、まあ、みなさん、聞いてください」
男「お、突然なんや?」
女「なんややないわよ。あんたのことやないか」
男「ぼくがどうかした?」
女「ようもまあ、しらじらしい。みなさん聞いてください、この男言うたらねー」
男「はいはい、なんでしょう」
女「このあいだ、わたしに催眠術かけてメチャクチャにしよりましたんやでー」
男「はー、そんなこともありましたかね」
女「ほんまにもう。私の大事なおっぱいがみんなに見られてしもうたやないの」
男「でも、おかげで君のギャグがひとつふえたやんか。ミカコさん、はいどうぞー」
女は衣装をたくしあげ、胸をあらわにする。
女「おっぱい見て~~!!」
客席、おおうけ。
女「(満面の笑顔で)ありがとー。ありがとー」
男「あら、もう、しまってしまうんですか。もうちょっとみせてよ。ケチ」
女「いつまでも見せとったら、またあんたにいじりたおされるやんか」
男「それにしても、はずかしいことないですか?」
女「(そうやねん、あれ以来おっぱいみせても、ぜんぜんはずかしいことあれへんねん。なんでかな?どっちか言うたら気持ちええくらい。ぱーっと見せるとなんか爽快で、なんともいえん快感。ずーっとみせつづけたいくらいやけど、漫才せなあかんしな。)えー、みなさんよろこんでくれるなら、こんなおっぱいのひとつやふたつ」
客席より声援「ええぞー!」
男「こんな、かわいい顔してえげつないことするのんがまた、たまりませんなあ」
女「なんや、このエロ親父。あんた、それ以外にもいろいろしたみたいやんか。私はよう覚えてないけど」
男「そうか?あんたもまんざらやなかったんとちゃうか、それが証拠に」
女「それが証拠に?」
男「あんた、私と結婚したやんか」
女「(ぽっと、顔をあからめ、客席に向かい)そうなんです、わたしら結婚したんです」
客席から拍手「おめでとー」
女「ありがとー、いややわー、恥ずかしい。ファンの皆さんごめんなさいね。(でも、なんでこんなハゲかけた親父といっしょになったんやろ。わたしなら若くてぴちぴちしたのがいくらでもつかまえられたのに。それにまだ若いんやからまだまだ遊びたいのに。不思議やわー)」
男「君も、もう主婦なんやから、しっかりせんといかんよ」
女「こうみえても、経済観念は発達してるのよ」
男「ひとことで言うとケチですな。『バーゲンセール』なんか行ってもすごいんでしょうな」
女、『バーゲンセール』ということばにピクッと反応する。
女「(何やろう、この胸騒ぎ。どきどきわくわくする。欲しい、欲しい。誰にも渡さない。あれはわたしのものよ。絶対ゲットしてやる。)」
男、なぜかねそべって、イチモツをとりだし、ねっころがる。
女、ダッシュしてそれにしゃぶりつく。
女「ほが、これは私のよー。ふぐふぐ。誰にもわたさへんでー。ぺちょぺちょぴちょ。ぺろ。ちゅーちゅー。ほげほげ」
女、悦楽の表情。男果てる。
女「ごほっ、ごほっ。ぴちゃ。ごっくん」女、ぐったりとなる。
男「はい、あなたは今とてもいい気持ちです。欲しいものを手に入れてとても満足しています。とても安らかな気分ですねー。いま、あなたがしたことはきれーいにわすれてしまいますよー。よろしいですか。はい、ゆっくりと目をあけましょう」
女「(あくびする)あーあっ。あら、私また、ねとったんかいな。ちょっとあんた。また、なんかしたんちゃうやろな」
女、男を蹴り上げる。
男「いたいいたい、なんもしてへんがな。かあちゃんかんにん」
女「ほなら、そのズボンのチャックから、ぽろっとでてる、お粗末なものはなんや」
男「おっとっと。しまうのわすれてた。はい、おかえりなさいっと」
男、いそいでイチモツをもどし、チャックを上げる。
女、それをじっとみつめている。なぜか、よだれが口の中にたまる。そのイチモツから、とてもおいしいものが出てくるような気がしてしまうのだ。なぜだかわからないけど。
女「ほんまにもー。こんなんつれてやってまんねん。なさけななってくるわ」
男「そんなこといわんと、思い出してよ新婚旅行のあの夜を」
女「(少し顔をあからめる)また、そんな話もちだして、はずかしいやんか。イヤン!」
男「あんなに燃えた、ふたりなのに」
女「あらーん、いやーん」
男「新婚旅行はハワイでした」
女「そうでしたねー」
男「サンセットクルーズを終えて、ホテルに帰ってきた二人。夜は更けていく」
女「ムードのある、ええ部屋でした」
男「ミカコ、つかれたかい?」
女「ちょっとまて、なんで急に東京弁になんねん」
男「いいじゃないか、ムードをだしたいんだ」
女「ほな、わたしも。ええ、すこし疲れちゃった。ウフン」
男「そこで、ふたりでシャワーを浴びます。クーッたまらんねぇー!」
女「あなた、はずかしいから先に出て」
男「そこで、わたしが先に出てバスローブ一枚でベッドでまちます」
女「わたしもバスルームを出ます。あーさっぱりした。きもちよかった」
男「ミカコ、こっちへおいでよ」
女「いやん、はずかしい」
男「いいから、この横においで、よしよし。じゃ、はじめようか」
女「(両手で顔をかくして)いやーんはずかしい。いっぱい…じゃない、やさしくしてね」
男「いいですかー、この手をじーっと見てください。あなたはだんだんいい気持ちになってきまーす」
女「ちょーーっとまてーーー!!。なんで初夜の晩にいきなり催眠術をはじめるんじゃ。おのれはーー!!」
男「すんません、ついいつもの癖で」
女「なんやとー?」
男「いや、なんでもないです」
女「ゆだんもすきもないっちゅうのはこのことやな。離婚するど」
男「ごめん、ごめんて言うてるやんか。そないおこりないな。いや、でもね、初めての夜をおたがいリラックスして、本当に楽しいものにするのにも催眠術は有効なんですよ。私の知り合いにも、おたがいに暗示をかけあって愛を深め合っている夫婦がいてますし」
女「ほうほう、それは興味深いですね」
男「お、興味をしめしましたね」
女「まあ、そういうことであるのなら少しぐらいは」
男「(小声で)かかった、かかった」
女「なんか言うた?」
男「いや、なんにも。では、さっそくはじめましょう」
女「(また、なんかだまされたような気がするなー。ま、ええか。)」
男「はい、あなたはまたここに帰ってきました、ここはとても安らげる場所。いつでもあなたはここに帰ってくることができますよ。さて、あなたの目の前に階段がありますねー。あなたは一段、一段その階段を下りていきます。そして、あなたはとっても深ーいところまで、降りてきました。よろしいですかー。いま、あなたはとても深い所にいます。今から私が言うことをよーく聞いてください。あなたはゆきおさんを愛している。とても愛しています。愛が心の奥から次から次へとあふれ出て来ますよー。心の中に一杯愛がたまって苦しくなってきます。外に出してやらなければなりません。さあ、この愛をどのように表現しましょう。あなたはゆきおさんにあなたのすべてを知ってほしい。すみからすみまで知ってほしいですねー。あなたのすべてを見てほしい。あなたはすべてを見せたい。見せたくてもうたまらなくなります。あなたのすべてを奥の奥までゆきおさんに見せてあげてください。そうすることであなたのあふれる愛をゆきおさんに伝えることができますよー。さあ、わたしが手を叩くとあなたは目をさまします。いま、私がいったことは忘れてしまいますが、こころの奥ではしっかりと覚えていてそのとおりに指示に従います。わかりましたかー。では」
男が手を叩く。
女、目を開ける。
女「(あ、また寝てたのかな。あら?なんだか胸が苦しい…。ゆきおさん?あー、好き。とっても、好き。好き。好きでたまらない。苦しい、胸がいっぱいになって。そうやわ。見て、ねえ見て!私を見てー。奥の奥まであなたにみてほしいのー!!)
ゆきおさーん。見てー!!」
女、しりもちをついたように、舞台の上にすわりこむとパンティーを脱ぎ捨て、股をガバッと開き、局部を指でめいっぱい押し開いて男のほうへ見せつける。ぱっくりと開いたワレメから、きれいなピンク色が覗き見える。
女「あーん。ゆきおさんが見てくれてる。うれしー。幸せーん!もっと、もっと。こっちもみてー」
こんどは肛門にも手をやり、おしひろげ、見せようとする。
客席はわれんばかりの大拍手。
男、股間をいじりながら、くいいるようにじーっとみつめている。
女「ゆきおさんが見てる。ゆきおさんが見てる。ゆきおさんが見てる。あふーん!」
視線が、まるで本当に突き刺さったかのように女は感じ始める。
女「あはーん、ふーん」
めいっぱい開いたそこから液体がじわじわと染み出してくるのがわかる。
男「ミカコちゃん。見てるよー。見てるよー。きれいだねー、いやらしいねー。奥の奥までまるみえだよ」
女はさらに感じたのか大きな声をだしてよがる。
男「さあ、せっかくのミカコちゃんのきれいなオメ○ですから、みーんなにも見てもらいましょうね。一人にみられただけでこんなにあなたは感じていますから、みんなにみられると、もーっと、もーっと感じてしまいますよ。はいっ」
男はパンと手を叩く。女は体の向きをかえて客席に向かい大股をひろげたかっこうになる。
さらに指でぐっとワレメをおしひろげて、中身をみんなの視線にさらそうとする。
女「はーっ、みてー、あん、みてー」
男「みんなが、見てますよー。みんな、あんまりきれいなので感動してますよー」
客席より拍手。パチパチパチ。
女「あーん。みんながみてる、みんながみてる。気持ちいいーん!!はっあーん」
女は体をのけぞらせ、わなわなと震えながら感じている。愛液はもうとろとろとあふれだしている。口からは泡を吹き始めた。
女「はあん。もう、いっちゃう、いっちゃう。あーん。あーあーあーあー…」
ガクッ、ガクッと体を震わせた後、一声叫んで女はばったりとたおれてしまった。
男「はい、とっても気持ちよかったですね。さあ、あなたは今イってしまったことを忘れて、また、ゆきおさんと初夜のベッドの中にもどります。これから、二人は愛し合いますが、ゆきおさんはあなたにとって初めての男性です。そう、今日まであなたは処女だったのです。あなたはセックスの仕方も何も知りません。あなたは、とっても純真な女の子で、やることなすこと初めてのことばかりです。おとなしくゆきおさんのいうとおりにしましょうね。ハイ、起きて」
女「あん、ゆきおさん。いやん、はずかしい…」
男「セックスははじめてかい?」
女、つぶらな瞳でこくんとうなずく。かわいい。
男、くちづけをしようとするが、女はなかなか唇をひらこうとしない。
男「ほら、そうじゃなくて、口をあけて、舌をからませるんだよ」
女「いやん、そんなのはずかしいもん…」女は両手で顔をかくして恥ずかしがる。
男「しかたないなあ。じゃ胸から揉んでいくよ。ほら、どうだ。舐めてあげよう。ぴちゃぴちゃ」
女「いや、そんなの、あん、やめて…」
男「どうだ、気持ちいいだろう?」
女「いや、気持ちよくなんかないもん。あ、あん、あふん」
男「無理しなくていいんだよ。みんなやってることなんだ。自分の気持ちに素直になって、気持ちいいことは受け入れたらいいんだ。そんなに歯をくいしばらないで。声をだしてもいいんだよ」
女「そんなこといったって…。やだ、でも気持ちいい。ああん、あん、あああん」
男「そう、そう、だんだんと君もスケベな女になってきた」
女「ああん、そんなこといわないで。わたしスケベなんかじゃない。あ、くふーん。もうやめて…いや、やっぱりやめないで…」
男「ほら、こっちも濡れてきたぞ。くちゅ、くちゅ。なんていやらしい体なんだ」
女「いやーん。そんなとこ…そんなこと…あ、やめて、やめて、お願い」
男「そんなこといっても、ずーっと気持ちよくなってきただろ。正直にいってごらん、そら、気持ちいいだろ」
女「ああん、気持ちいいですー、気持ちいいですー、あは、あは、いいん」
男「わたしのオ○コもっとぐちゃぐちゃにしてーって言ってみて」
女「いやー、あはん、そんなの、あ、くふ、恥ずかしい…。うふん」
男「言わなきゃ、やめちゃうぞ」
女「あ、いや、やめないで。言います、言います。あはん、私のオ○コ、もっとめちゃくちゃのぐちゃぐちゃにしてほしいのー!!!」
男「さあ、君はどんどん気持ちよくなってくる、どんどんいやらしくなってくる。自分ではもう止められない…」
女「あはん、いいん、ゆきおさん、いいん、気持ちいいわー」
男「じゃあ、挿入するよ。ほら」
女「ああん、痛い、いたーい、やめて…」
男「やめるもんか。それ、だんだんと気持ちよくなってくるだろう」
女「いやーん。痛いー、いたいーん」
男「さあ、だんだん痛みがなくなって、どんどん気持ちよくなってくる…」
女「はあ、ああん、ちょっとよくなってきたン…きもちいい…。もっと、もっとしてー」
男「はっ、はっ、はっ。さあ、どんどん高まってくるよ。あと僕が10回ついたら君は、とっても気持ちよーくいってしまいますよー。それ、はっはっはっ…」
女「あ、あ、あ、あ、あ、い、いくー、いくー、はあーん」
男「はっ、はっ、9回、10回と…」
女「はっ、あっあっああーーーん」
女は絶頂に達する。目には涙がにじんでいる。
男「どうだった?はじめてのセックスは。ミカコちゃん」
女「(聞き取れないほどの小さな声で)よかった…。ゆきおさん、私、幸せ」
男「もう一回いきたいかい?」
女、目を輝かせ
女「うん、イきたい、して、ねえ、もう一回して、ゆきおさん」
男「おやおや、ミカコちゃんは1回しただけで、もうエロエロな女の子になっちゃいましたね。さあ、あなたは私の言うとおりにするととっても気持ちよく何回もイくことができますよ。ただし、私の言った以外のことをしても少しも気持ちよくなりません。いいですか。私がこれから仰向けに寝ますから、あなたは私の上になって私のちん○を自分で挿入してください。そうして、『私はセックスが好き』といいながら、腰を上下させるととってもきもちよくなって何回もイってしまいます。いいですか、それ以外のことは少しも気持ちよくありませんよ」
女「あん、ゆきおさん、さっきみたいにおっぱいもんで」
男、おっぱいをもむ。
女「だめん、きもちよくなーい。どうしてー?」
男、仰向けになる。
男「さあ、自分で入れて、腰をうごかしてごらん」
女、おずおずと男にまたがり、勃起したイチモツを手を添えながら自分のなかに挿入していく。
女「はあん、なに、気持ちいい…。さっきとはちょっとちがうけど」
男「さあ、なんて言うんだった?」
女、腰をうごかしながら、つぶやきはじめる。
女「私は、セックスが好き、セックスが好き、セックスが好き…」
男「もっと、もっと」
女「はあん、私はセックスが、あ、好き、私はセックスが好き、くふふん…。ああーいく、イっちゃう…」
女はベッドに寝そべった男の上で、男とつながったまま、漫才を続けている。何度もおしよせるエクスタシーと彼女だけにしか見えない客席からの拍手喝采に恍惚とした表情で腰を動かし続ける。
男はつぶやく。
男「さーて、どうするかなあ。漫才師ももうあきたしなあ。しかしこの娘はちょっと捨てがたいなあ。もう一回何かになってもらうか。うっ。あっ。きたきたきた…」
男、果てる。女もぐったりと横になってしまう。
男、女の耳元で囁く。
男「さあ、もう漫才はおわりですよ。あなたはもう漫才師のミカコではありませんよ。わかりますか」
女「は…い」
男「あなたは、次に目を覚ますと元気一杯の歌のおねえさんです。きょうも、かわいいこどもたちがいっぱい来てくれましたよ。あなたは新人の歌のおねえさんですから、わからないことは、隣にいるステキな体操のおにいさんに何でも聞きましょうね。それでは、わたしが3つ数えるとあなたは目を覚まします。1、2、3…」
女「はーい、みんなー元気かなー。ミカコおねえさんだよー…」
催眠の宴はまだまだ終わらない…。