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なべ太の旅立ち~さようならゴンタロウ(後編)

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「ピンポーン」
誰だろう、こんな時間に。ママはパートに出かけていて今、家にいない。玄関に行ってみる。
「どなたですかー?」
「回覧板でーす。その声はなべちゃん?」
となりのマミ姉ちゃんだ。姉ちゃんといっても僕と一つしか違わないけど。
子供の頃はよくいっしょに遊んだよな。
いつも僕がいじめられてたっけ。昔は男の子みたいだったんだけど、さすがに高校生ぐらいになると女の子っぽくなるもんだ。
結構可愛くなっちゃったんだよね。ま、瑞香ちゃんほどではないけどさ。
「やあ、マミ姉ちゃんひさしぶり。」
「あら、なべちゃん。あいかわらず、さえないわね。彼女できた?」
となりに回覧板届けに来ただけだから、ラフな服装だ。ちょっとだぶだぶの灰色のトレーナーにジョギングパンツ、生脚に白いソックスでサンダル履き。
ふーん。結構いい脚してんじゃん。
そうだ、マミ姉ちゃんを実験台にしてやろう。なんかあってもおとなりのよしみで何とかなるだろうし。
マミ姉ちゃんを玄関にちょっと待たせて僕は一旦、部屋に戻る。
「ちょっと、ちょっとゴンタロウ。そのメガネ、マミ姉ちゃんで試してみてもいいかな…。」
「僕は誰でも別にかまわないけど…。マミ姉ちゃんって誰なのさ。」
「ま、いいからいいから、ゴンタロウはそのまま座っといてね。」

僕は玄関に戻ると面白いものを見せてあげるといってマミ姉ちゃんを僕の部屋に上げた。
「あら、これなに?」
「ゴンタロウっていって、今はやりの歩く犬型ロボットなんだ。お父さんの仕事の関係で特別に貸してもらってるんだ。」
「ふーん、でも何かダッさーい。」
「ムカ。失礼な女だな。」
「わ、しゃべった。おもしろーい。ねえねえ、何か芸してみてよ。」
無邪気に喜ぶマミ姉ちゃんの横顔がなんだかかわいくて、ちょっと股間にクっと来た。
「ねえ、マミ姉ちゃん、このメガネをかけてゴンタロウを見るともっとおもしろいよ。」
「あ、そう…。ちょっとかして…。」
やった。マミ姉ちゃんがメガネをかけた。
「あれ…。何か変な感じ…。ああ、ああ…。」
マミ姉ちゃんはなにか戸惑ったような表情をうかべてきょろきょろしている。
「ほら、なべ太君、言ったとおりだろ。」
「まだ、わからないよ。もうちょっと様子を見てみよう。」
マミ姉ちゃんはやがて僕を少しポーっとした顔でみつめると言った。
「ねえ、鏡ある?」
「え?鏡?手鏡でいいならそこにあるけど。」
マミ姉ちゃんは鏡を手に取るとじーっと自分の顔を見ている。ハァーっとため息をつくと
「私って…。かわいい…。」とつぶやいた。
そして、しばらく自分の顔にみとれたあと
「なべちゃん、わたしってかわいいでしょ。セクシーでしょ。ねえ。」
「う、うん…。」
「私、顔だけじゃなくて体もすごいの…。見てみる?」
「う、う、うん…。」
「ほらほら、なべ太君。僕のいったとおりだろ。女の子がメガネをかけると目の前の男を誘惑し始めるんだ…。
ねえ、なべ太君。聞いてるの?もうわかったからメガネをはずすよ。」
「まって、ゴンタロウ。ああ、マミ姉ちゃん…。なんてかわいくってセクシーなんだ。」
「あらら、なべ太君が完全にオーラに巻き込まれちゃってるよ。ま、いいか。おもしろいからこのまま見とこっと。」
どんな女優よりもアイドルよりもモデルよりもセクシーで魅力的なボディのマミ姉ちゃんがトレーナーとジョギングパンツをスッと脱ぎ捨ててブラジャーとパンティだけの下着姿になる。
ああ、興奮しちゃうよー。なんて色っぽいんだマミ姉ちゃん。
その素敵な瞳で誘うように僕を見る。
「どう、なべちゃん。イイでしょ。もう、すぐにでも食べちゃいたいくらい。」
「ああ、マミ姉ちゃん、何もかもイイ!!もうたまらなくなっちゃった。
欲しいよー欲しいよー。マミ姉ちゃんが欲しいよー。」
「いいわよ。私は食べてもとってもおいしいの。なべちゃんなら試してみてもいいわ。
来て…。」
コケティッシュな微笑みで僕をさそうマミ姉ちゃん。
僕は夢中でむしゃぶりつく。ぐっとだきしめて唇を重ねてながいながいディープキスをかわす。
「ぷはあ、ねえ、マミ姉ちゃん、おっぱいすわせて、おっぱいすわせて。」
マミ姉ちゃんはやさしく微笑むとブラジャーをパラッとはずした。
ほんのわずかにふくらんだ微乳にぽつんとついた乳首がものすごくエロくてとってもいい。
舌で乳首をころがすと「はぁん」とマミ姉ちゃんがのけぞる。
「ちゅうちゅう、ぴちょぴちょ、こりこり…。」
「あはあん、なべちゃん、いいでしょ、わたしのおっぱい、すてきでしょ、あはははあん。」
「ああ、マミ姉ちゃんとってもイヤらしくてイイよ…。コリコリ…、チュウ…。」
マミ姉ちゃんのおっぱいはとっても感度がいいみたい。舌をころがすたびに大きな反応が返ってくる。
僕だってもうビンビンになっちゃったよ。
「あは、ははん、なべちゃん…。おっぱいだけじゃなくて、私のおま○こもとても凄いの。
ねえ、見てみる?…。」
見たい、こころゆくまで観賞したい。
ああ、マミ姉ちゃん、パンティは僕に脱がさせて…。
僕はマミ姉ちゃんのパンティをそっとひきおろす。薄い恥毛があらわになる。
長くて白い脚がとってもそそられる。
「ねえ、きれいでしょ、とってもきれいでしょ。」
股をひろげ、ゆびでアソコをひろげて僕にみせつけるマミ姉ちゃん。きれいだよ、ほんとにきれいだ…。
太ももの内側に舌を這わせていく。萌香さんに鍛えられたおかげで舌技には自信があるんだ。
「あん、なべちゃんって上手…。ぞくぞく来ちゃうほど気持ちいい…。
ねえ、なべちゃん、お願いがあるんだけど。」
「ぺろぺろ、え、なあに?」
「私のジョギングパンツのポケットの中に小さなプラスチックのケースがあるの。それを出して。」
脱ぎ捨ててあるジョギングパンツをさぐってみると確かにハート型の小さなケースがあった。
「そのケースのボタンを押すと中からジン○ンが飛び出す仕掛けになっているの。
なべちゃん、それを私の乳首やクリちゃんに当たるように発射して…。
そうするととーっても気持ちいいの。いつもオナニーはそれをつかってるんだけど…。」
オナニーのためにわざわざこんなものを作るなんてマミ姉ちゃんもけっこう変わってるな。
ま、いいか。じゃ、いくよ。
そうれ、ぷちゅん。「あん。」
銀色の小さな粒がクリちゃんにあたるたびにマミ姉ちゃんは体をビクっとさせる。
ぷちゅん、ぷちゅん「あ、ああん。」
次々にぶつけてやるとマミ姉ちゃんは面白いようによがる。
「はああーん、いい、いいわー、この微妙な刺激がたまらないー!なべちゃん、もっともっとぶつけてー。」
ぷちゅん、ぷちゅん…。
「ああ、ひいぃーん、いいの、いいの、あん、もうイきそうよー。」
スレンダーなボディが快感にくねくねとのたうちまわるのをみて僕もすごく興奮しちゃったよ。
「はあ、はあ、はああん。人にぶつけてもらうと凄く気持ちいい…。ありがとう、なべちゃん。私ばかり楽しんじゃ悪いから、なべちゃんにもサービスしてあげるね。
ねえ、わたしの口の中にジン○ンを入れて、ああ、そうじゃなくてもっといっぱい…。」
マミ姉ちゃんは、僕を裸にすると、ジン○ンを口に含んだまま、ちん○をハムっとくわえたんだ。
ああぅぅ、なんじゃこりゃー!!あ、あ、マミ姉ちゃん、亀頭の先につぶつぶをこすりつけちゃ痛いよー、あ、尿道の中に入っちゃう…。ああ、でもすっごい気持ちいい…。
マミ姉ちゃんは目を閉じたり、また時折メガネごしに僕を上目遣いに見ながら一生懸命フェラチオしてくれる。
マミ姉ちゃんの舌使いと、ジン○ンの粒のコリコリがものすごく刺激的だ。
あー、イ~!!、うぅー、えー??おおおー。って50音を順番に言ってる場合じゃないけど、これは気持ちよすぎるよー、もう出ちゃう、出ちゃう、ああ、ピュッ、ピュッ、ドクっドクっ…。
マミ姉ちゃんは、僕のザーメンをコクッコクッって飲み込むとニッと微笑んだ。
小悪魔的って言うんだろうか、僕はゾクゾクっときちゃった。ああ、やっぱり欲しいよー、マミ姉ちゃん…。
「さあ、なべちゃん…。来て…。」
マミ姉ちゃんは優しく言って股をすっと開く。
「で、でも今出したばっかりだし、すぐにはちょっと…。」
「うふ、なべちゃんたら世話をやかせるんだから。」
そんなこといってもマミ姉ちゃんがあんなことするから…という僕の気持ちとは関係なく、マミ姉ちゃんはおねえさんモードに入っていった。
「ほら、なべちゃんはまだ若いんだから、こうやればすぐに元気になるわよ。」
白く長い指で僕のちん○をにぎって上下させはじめる。すこしひんやりとした感じがイイ…。
「うふふ、かーわいいちん○。」シコシコしながらマミ姉ちゃんがほお擦りする。
次第に元気をとりもどす僕のちん○。
さらにマミ姉ちゃんは手と言葉で僕をセめる。
「シュッシュッ、シコッシコッ、ああん、濡れてきた、わたしもおま○こぐちょぐちょになってきちゃったわ、早くなべちゃんに入れて欲しいなー。」
甘え声で言って僕をイタズラっぽい目でみつめる。ああ、ああ、僕、もうなんだか…。
「ほら元気になってきたでしょ、もっと元気になるように魔法の薬ぬってあげるね…。」
マミ姉ちゃんは自分の指でおま○こをクチュクチュすると、指先についた愛液を僕のちん○のさきにちょんとつけてなすりつけた。
ふわーぁ、完全復活!!!
もう、ほんとにがまんできない
「いくよー、マミ姉ちゃん!」
「まってたわ、なべちゃん、早く来て。」
僕のいきりたったちん○はマミ姉ちゃんのおま○こめがけて一直線。
あ、あ、入ったー!!
「ああーん、なべちゃん、気持ちいいでしょ、いいでしょ?私のおま○こって凄いでしょ。あはーん。」
「はぅふ、うおー、気持ちいいよー。大好きだーマミねえちゃーん。」
もう、自分でも驚くほど腰の動くこと、動くこと…。
あとはもう言葉にならない。
「うおー、ひいー、がおー…。」
「あひん、いいーん、うくーん、あ、あ、そこー…。」
ああ気持ちいいよ、マミ姉ちゃん、ぐねぐねしてにょろにょろして…言葉では言いあらわせない気持ちよさ。
挿入したまんまでなんどもキスをかわす、どんどん高まってくる二人。あ、あ、もうでちゃいそう…。
「マミ姉ちゃん、でるよ、でちゃうよー!!」
「なべちゃん、中に出して!中に出すのよ!!」
はあ、はあ、いくよ、マミ姉ちゃん、あ、あ、うううー。
僕はマミ姉ちゃんの中で発射した。どくっどくっと精子が放出されるたびになんともいわれぬ幸福感につつまれる。
マミ姉ちゃんも僕の射精を感じて、震えながらイってしまってるようだ。
「ああああーん、なべちゃん、いいでしょ、よかったでしょ。ああ、いい。ああん、来る、また来る…。」
僕の胸の中で震えながら何度もイくマミ姉ちゃん。かわいい。かわいくってしかたない。
「なべ太くん、おめでとう。どうだった、初めてのセックスは?」
「ああ、ゴンタロウ。ずっと見てたんだ…。夢中だったから気がつかなかったけど…そうか、僕はもう童貞じゃないんだ。
ああ、なんだか頭がぼーっとしてよくわからないや。」
「じゃあ、マミ姉ちゃんのメガネをはずすよ、いいかい?」
ゴンタロウが僕の胸で震えているマミ姉ちゃんのメガネに手を伸ばす。
僕は急に現実に引き戻されたような気分になったんだ。
僕はマミ姉ちゃんとセックスしちゃったんだ。もちろん、マミ姉ちゃんがとっても素敵におもえたからなんだけど…。
マミ姉ちゃんがメガネをはずして正気にもどったらどんな顔をするんだろう。
マミ姉ちゃん、泣いちゃうだろうか、それとも僕はひっぱたかれるんだろうか
…。
でも、僕は本気でマミ姉ちゃんが欲しかったんだよ。本当に好きだとおもったから抱いたんだよ。
わかってもらえないかな、でも、いいや、自分のやったことだもん。どんな責めも受けよう。
「いいよ、ゴンタロウ。僕がメガネを取る。」
僕はそっとマミ姉ちゃんのメガネをはずす。
マミ姉ちゃんはしばらくきょとんとした様子だった。
僕の顔をみつめると、
「私、私…。どうしたのかしら。セックス…してたわよね…私がなべちゃんと?なんで?なんでだろう…。」
「マミ姉ちゃん、あの、あのね…。」
マミ姉ちゃんは目を伏せるとふっと微笑んだ。
「でも、いいわ…。なべちゃんなら…。」
「え?え?え?」
「じゃ、今日は帰るわ。なべちゃん、そこのジョギングパンツ取ってくれる?」
マミ姉ちゃんはそそくさと服を着ると、じゃあねって言って帰って行っちゃった。
「どういうことだろう。ゴンタロウ…。」
「わからないなぁ…。女の考えることは僕のコンピュータじゃわからないよ。」
泣きわめかれたり、ひっぱたかれるより不気味でこわい。うむむ…。
でも、いつまで考えていても仕方がない。まあ、なるようにしかならないだろうし。
それより、このメガネだ。
「ゴンタロウ、やっぱりこのメガネすごいよ。これならいけるよ。」
「いけるって…。なべ太君、何に使うの…。」
「もちろん、瑞香ちゃんにかけさせるに決まってるだろ。」
「え?まだヤる気なの?マミ姉ちゃんはただの実験台だったわけ?」
「ううん。マミ姉ちゃんのことは大好きだよ。でも、それはそれ、これはこれ。」
「うー、なべ太君の浮気者。でも、僕も当面の目的は達成したから、ま、いいか。」
ゴンタロウもいいかげんだな。でも、ごめんよ、マミ姉ちゃん。僕は瑞香ちゃんとどうしてもセックスしたいんだ…。
「もっともっと出力を高くしとこうっと。きっとすごいセックスになるぞー。わくわく。」
「あーあ、なべ太君、そりゃちょっとネジを回しすぎだよ。」
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。こうしとけば瑞香ちゃんはきっと、おっぱい丸出し、おま○こ丸出しで僕にせまってくるに違いない。ううう、楽しみだー。」
「うむむむ、こんな鬼畜野郎に道具をわたしてよかったんだろうか…。ちょっと不安になってきたな…。」
「大丈夫だって。僕を信用しなよ。」
さて、問題はどこでどうやって瑞香ちゃんにこのメガネをかけさせるかだが…。

次の日、学校に行くとさっそく槍杉がすりよってきた。
「なべ太くーん。おはよう。」
「や、槍杉君。お、おはようございます。」
「なんだい、堅苦しいなあ、僕と君の仲じゃない、遠慮なんかしなくていいのに。それとも…。はずかしいのかな。うーん、可愛いんだから。」
「いや、あ、あ、あのね、槍杉君、ここは学校だし、その、みんなもみてるし、その、だからね…。」
「やだなあ、照れちゃって。大丈夫だよ、だれに後ろ指さされても僕は愛をつらぬく覚悟は出来ているんだ。
何があったって君を守って見せる。だから誰にかくすこともないんだよ。」
「槍杉君…。」
ちょっと感動しちゃった。僕のために体を張って守ってくれるというんだ…。
なんか悪いことしちゃったなあ。槍杉君の顔をみながら申し訳なさでいっぱいになっちゃった。
「今日も僕のうちにおいでよ、いっぱい楽しいことしよ。」
「あ、う、ぐ、あ、あ、あ、あの今日はちょっと、よ、よ、用事があって、あの、また今度、そう、また今度ね…。」
「ふうん、用事じゃしょうがないね。でも。」
槍杉の顔が急にこわくなった。
「心変わりして僕をうらぎったりしたら、ただじゃおかないからね。君を殺して僕も死ぬ。」
うへえ、こわいよー。目がマジだもん。
「わ、わかったよ。今度、必ず行くから。ね。ね。」
「うん、さみしいけど、しかたないね。僕は君をずっとみつめているから…。」
なんとかむこうへ行ってくれた。人に愛されるのがこんなに大変だとは思わなかったよ。
まだ、胸がドキドキしている。これからどうしようとおもっていると瑞香ちゃんが声をかけてきた。
「なべ太さん、おはよう。」
「わ、瑞香ちゃん、お、おはよう。」
きょうは朝からどぎまぎすることばかりだ。
「さっきは槍杉君と何の話をしていたの?」
「いや、その、ちょっと勉強を教えてもらおうと思ってさ、お願いしてたんだよ。」
「ふーん、そう。なんか昨日、槍杉君となべ太さんが腕組んであるいてたってうわさが立ってんだけど…。」
「え?え?そりゃなんかの見間違いじゃないの、男同士でそんなことあるわけないでしょ。でしょ?」
「それならいいんだけど…。槍杉君の様子も昨日からなんだか変だし…。」
「瑞香ちゃん、そんなに槍杉のこと気になるんだ…。あれ?もしかして槍杉のこと…。」
瑞香ちゃんは顔を赤くして否定する。
「えー、やだ、そんなんじゃないわよ。友達だから、友達として、心配してるのよ。そうよ、大切なクラスメートでしょ。」
やっぱり瑞香ちゃん、槍杉のこと好きなんだ。ちょっとジェラシー。
ん?ちょっとまてよ、瑞香ちゃんは槍杉が好きで、槍杉は僕のことが好きで…。
こういうの三角関係っていうのかなぁ。なんかややこしいことになってきたな、頭痛い。
でも、この状況は利用できるかも…。
「ねえ、瑞香ちゃん。」
「え、何?」
「誰にも言ってないけど、実は僕と槍杉の間には重大な秘密があるんだ。」
瑞香ちゃんは不安そうな表情になる。
「え?いったい何なの。教えて、なべ太さん。」
「学校じゃちょっとまずいな。放課後、僕の家にきてくれる?そこでじっくり話そう。」
「ええ、いいわ…。」
ヤッター!!これで瑞香ちゃんをいただいたも同然だ…。つぎつぎと美女をモノにしていく、俺って罪な男…。
ついでに男もモノにしたことを思い出してブルー入っちゃった。ええい、もう!今は瑞香ちゃんのことだけを考えるんだ。

「ピンポーン」
その日の夕方、瑞香ちゃんが僕の家に来た。
「さあ、どうぞどうぞ、あがってあがって。」
「失礼しまーす。」
制服姿のままの瑞香ちゃん。これからのことを思って少し股間が固くなっちゃった。
とりあえず、僕の部屋に通す。
「あ、紹介するよ瑞香ちゃん。これ、ゴンタロウ。」
「こんにちは、ボク、ゴンタロウです。」
すこし唖然とする瑞香ちゃん。
「な、なんなのこれ?」
「あのね、話せば長くなるんだけど、これは未来から来た犬型ロボットで、未来のいろんな道具を出してくれるんだ。」
「ふーん、どっかで聞いたような話ね…。それって、まるで、ド…。」
あわわわ、瑞香ちゃん、それは言っちゃダメー。
「でも、あんまりかわいくないわね…。」
「ムカムカ、なべ太君、君の知り合いの女性はなんでみんな失礼なヤツばかりなんだ。」
「まあまあ、でね、瑞香ちゃん、このゴンタロウの出した道具が槍杉と僕との秘密に関係あるんだ。」
瑞香ちゃんは真剣な顔をして聞いている。本気で槍杉のことを心配してるんだ。
「道具って?」
「このメガネさ。」
「このメガネがどうしたの?」
「口で説明するのは難しいな。とにかくいっぺんかけてみたら分かるよ。ほら。」
僕はなにげなくメガネを瑞香ちゃんの前にさしだした。
「ああ、そう?」不審そうな顔をしながらも瑞香ちゃんはメガネをかけた。
瑞香ちゃんが戸惑いの表情になる。
「あら、なんだか変な感じ。体中が熱くなってきた…、なんだろう、体の奥から何かが湧き上がってくるような…、なんだか変な気分。ほほほほ、ん?ほほほほほほ…。
私は、私は…ミズカよ、世界一の美少女なのよ。私の美しさの前に世界はひれ伏すのよ!!」
あれれ、な、なんかおかしいぞ…。
「どうしよう、ゴンタロウ、瑞香ちゃんがこわれちゃったよー。」
「ほら、いわんこっちゃない。ボク知らないからね。」
「そんなー。なんとかしてよー。でも、ああ、なんて美しいんだ…ミズカ様…」
「おいおい、なべ太くん。だいじょうぶかい。」
「ああ、私はあなたの奴隷でございます。美しいミズカさまぁー。」
「あーあ、自分がオス奴隷になっちゃったよ。土下座なんかしちゃって、しょーがないなーほんとにもう。」
こら、ゴンタロウ、頭が高いぞ。
ああ、今分かった。私はあなたに仕えるために生まれてきたのでございます。
美しい、ミズカさま、いえ、ご主人様、おもえば瑞香ちゃんなどとちゃんづけで呼んでいたなどとはおそれおおい。
私は何と天をもおそれぬ罪を犯していたのでしょうか。ご主人様どうかお許しくださいませ。
「ご主人様、このなべ太、ご主人様のためなら、何でもいたします。どうぞご命令くださいませー。」
「ああ、なべ太さん…。いや、お前みたいな畜生にさんづけなどもったいない。ナベで十分ね。ナベ、お腹がすいた。」
「は、ただいまお食事を用意してまいります~。」
「それには、およばないわ。ナベ、ちんちんをだしなさい。」
「ハハーっ。」
ご主人様にご命令いただいた。なんとうれしいことだろう。僕はよろこんでちん○を引っ張り出しご主人様にお見せする。
「私は世界一魅力的な美少女だから、私の指でちんちんをひとなでするだけで誰もみな気持ちよくなってしまってイっちゃうのよ。」
そういって、ご主人様は僕のちん○を薬指でつつーっとなぞられた。
おお、なんという気持ちよさ。僕のちん○はあっというまに大きくなって、あ、気持ちいい…。
「ご主人様、出ます、もう出ちゃいますぅ。」
「よし、ナベ、動かないで。」
そういうとご主人様はもったいなくもそのお口を僕のちん○におつけになった。
やがてそのお口いっぱいにほおばられると、下の歯で亀頭のくびれの部分をこりこりと刺激なされるのだった。
「こりこり、ズボッズボッ、ぺろりん、ぺろりん…。」
「うおーっ、くぅぅー、ご主人様、気持ちいいですぅー、最高ですぅー!!」
僕は我慢しきれず、凄い勢いで射精してしまった。ご主人様はもったいなくも僕のザーメンを味わってくださる。
「ぺろ、チュウチュウ、おいしい、まったりとしていいお味、チュウチュウ…。」
ああ、うれしい、もう死んでもいい。ありがとうございます。ミズカさま…。
うっ、あっ、ドクッ、ドクッ、ドクッ…。コリッコリッ…、チューチューチュー…。ああ、気が遠くなる…。
「ふうん、メガネの影響で瑞香ちゃんのザーメン好きがよみがえっちゃったのか。
おーお、なべ太君、気持ちよさそうな顔して…。あ、白目むいて気絶しちゃった。」
「ハム、ハム、ぺろりん。ナベ、もっとほしい、もっとほしいわ。アムアムアム…。」
僕は気絶していたので覚えてないけど、気絶した後もミズカ様は僕のちん○をおしゃぶりになっていたらしい。
ゴンタロウによると僕も気絶しながらも、ミズカ様に何回もザーメンを提供していたという。
横で黙ってみてたゴンタロウだけど、さすがにこのままだと僕がひからびてしまうと思ってミズカ様のメガネをはずしたんだ。
「ハムハム、ペロ、あ、あれ?きゃーっ!わたしなんでなべ太さんのなめてるの?ぺろ。」
「瑞香ちゃんも、正気に戻ったんなら、なめつづけることないでしょう。早く口をはなしなよ。」
「あら、そうね。でも、こうしてると何だかおちつくの。ぺろぺろ。はむはむ。」
「うっ、くっ、はぁー…。」
「あ、なべ太くんが目をさましたよ。」
「あ、あ、あ、ミズカさまぁー、ご主人さまぁー、ナベは幸せでございますぅー。」
「?ねえ、ゴンタロウ。なべ太さんは何を言ってるの?」
「あははは、なべ太くんはちょっと錯乱してるみたいだから、今日のところは瑞香ちゃん、帰ってもらえるかな。また今度ゆっくり説明するから。」
「なんだかよくわからないけど、じゃあ私帰るわね。」
あ、ご主人様がお帰りになる…。ミズカさまぁ…、ナベを、ナベをお捨てになっちゃいやでございますぅー。
あ、やめろゴンタロウ、はなせ、はなせー。
「ほら、なべ太くん、ちょっとおちつきなよ。瑞香ちゃんはもうメガネをはずしたんだ。
君の計画は失敗したんだよ。」
ご主人様を失った喪失感でしばらく僕はひきこもりになっちゃった。
数日して少しづつ回復してはきたんだけど、まだまだ先は長そうだ。
それもこれもゴンタロウのおかげだ。
「なに言ってんだ。ボクがとめるのも聞かずに自分で勝手にやったくせに。」
なにをー!うるせーうるせーうるせー!!。ああ、ミズカ様…、ご主人さまぁー。


唐突だけど、ゴンタロウが未来に帰ることになっちゃった。
「仕方ないだろ。目的は完全に達成されたんだ。」
実は…。マミ姉ちゃんが妊娠したんだ。もちろん、僕の子供を…。
わかった時はおおさわぎになったんだけど、マミ姉ちゃんが絶対生むって譲らなくて結局僕が高校を卒業したら結婚するということで話がまとまった。
あーあ、ついこのあいだまで童貞をすてられるかどうか悩んでたのに気がついたらパパになってるなんて、一寸先は闇だ。
マミ姉ちゃんのことは、もちろん大好きだよ。結婚できて幸せだと思うし、またマミ姉ちゃんとセックスできるのはうれしいけど、あまりに展開が速すぎるよ。
それもこれもゴンタロウのおかげだ。
「なべ太くーん。もうお別れだね。でも悲しまないでね。ボクはいつも君の心のなかにいるんだから。」
なにを、このヤロー、いけしゃあしゃあと。お前なんかいてくれないほうがどれだけありがたいか。さっさと未来へ帰っちまえ!
「あー、つれないなあ。なべ太君。もうちょっと悲しそうな顔しなよ。僕たちは親友だろ。」
ふん、僕はロボットに依存しなきゃ生きてゆけないようななさけない男じゃないんだ。
これから女房、子供を養っていかなきゃならないんだから、オマエなんかとふらふら遊んでるヒマはないんだよ。
「あーん!ゴンちゃん、かなしいわー、いかないでー。グスグスグス…。」
「ああ、ママさん。泣かないで。ボクはいつまでもママさんの心の中に…。」
あ、こいつやっぱりママとなんかあったな。やっぱりとっとと未来へ帰ってもらったほうが家庭平和のためにもなる。
でもママは号泣してるんだ。
「びえーん、ゴンちゃーん。またいつでも遊びに来てね。まってるわー。」
ボクとしては二度と来て欲しくないんだけど。

来たときと同じように天井に黒い穴が開く。ゴンタロウはそのなかにスイーっとすいこまれていく。
「さーよーおーなーらー…。」
いってしまった。
ちょっと、さみしいかな…。そんなことより子供の名前考えなきゃ…。

それから、僕はふたたび以前の生活に戻った…かというとそうでもない。
最近、マミ姉ちゃんの家に住み込んで同棲生活を始めた。おとなりだからまあいつでも自分の部屋には戻れるんだけど結婚前からマスオさん状態だ。
学校でも僕が結婚することは知れ渡ってしまった。
「なべ太君。僕を裏切ったんだね。」
ギク。槍杉だ。殺されるかもしれないぞー。
「でも、君が幸せになるんなら、僕は身を引いてもいいや…、っていうか最近なんで君のことを好きになったのかよくわからなくなってきてんだよねー。」
メガネの効果も永遠じゃないってことか。ま、おかげで助かった。
「なべ太さん。おめでとう。パパになるなんて、瑞香びっくりしちゃった。」
ははー、ごもったいない、ミズカ様。だめだ、もう心の中につよく刷り込まれて僕はミズカ様には絶対頭が上がらないんだ。
「ミズカさまなんて、やめてよ、なべ太さん。土下座なんてしないで。へんなの。」
「は、はい、ミズカ様。なべ太さんなどとは畏れ多い。ナベとおよびくださいませー。」
「ふん、もういいわ。あ、それから姉さんもよろしくいってたわよ。結婚式には呼んでって。」
といってミズカ様は向こうへ行ってしまわれた。
萌香さんか。元気かなー。でも結婚式に呼んだりなんかすると問題ありそうだな…。
ウチの奥さん結構嫉妬深いんだ。ああ、モテる男はつらいよ。って僕はマミ姉ちゃん一人しか女を知らないんだ、結局…。

そして、僕の実家では…。
「あーら、山田さんの奥様。これ、よさそうよ。ちょっと試してみない。」
「あら、そうね、鍋さんの奥様。これって、こうやって、ここに入れたらいいのかしら。」
「そうね、それでいいと思うけど…。ゴンちゃん、これでいいのかしら。」
「ハイハイ、奥さん、それで結構です。それでですね、こちらのスイッチをこう入れると…。」
「あ、は、は、はぁーん。鍋さんの奥様、これいいわ。い、い、い、あー最高。」
「それじゃ、わたしも、あ、あ、山田さんの奥様。ほんとにいいですわねー。あーん。ゴンちゃーん。これいただくわ。うふ、くふん。」
「へーい、毎度ありー。」
「ゴンちゃーん、こっちのこれも試したいんだけどー。」
「はいはい、川野さんの奥さん、ちょっと待っててね。ああ、いそがしい。」
ゴンタロウが月に2回ほど未来からやってきて、近所の奥さんを集めては怪しげな道具のお試し即売会をやってる。
せっかく、未来へ帰ったと思ったのに…。どうやらこれがゴンタロウの本業らしい。
「ああ、なべ太君。元気?子供用にいくつか道具もってきたんだけど見ていかない?」
「いいよ、君の道具なんか使ったら、ろくな子供に育たないよ。だいたいまだ生まれてもいないし。」
「さ、そこだよ。生まれる前から天才教育。これが未来のやり方なんだよ。」
もうゴンタロウの口車にのるのはやめたんだ。ま、せいぜい奥さんたち相手に商売するんだな。
どうもゴンタロウとの腐れ縁は切れそうにもないみたい。でも子供だけは守り通さなきゃ。

数ヵ月後、元気のいい男の子が生まれた。マミ姉ちゃんと相談してその子に「コゲ太」という名前をつけた。
「鍋コゲ太」  男らしい、いい名前だ。
こいつのためにも、僕はこれから心を入れ替えて真面目にがんばるんだ。
ゴンタロウの道具なんかもう二度と…でも、ま、ちょっとぐらいは使ってやってもいいかな…。
<終>


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