学校の昼休み。
することもないので、ながめるともなく教室をみまわしてみる。
いやなものが目に入ってしまった。美奈子が机にすわってなにか口をくちゃくちゃさせている。
学校一のブス―というが、そんななまやさしいものではないと僕は思う。
でっぷりと太っているだけならまだ可愛げがあるが、もはやくずれかけた肉のかたまりと表現したほうがよいその体型。
その肉だらけでしわにうずもれたその顔はいつも無表情で空中を見つめている。たまに出す声も「ぐぶぶ、ぐぶぶ」としか聞こえず、まともに話したのを聞いたものは少ない。
何を食べているのかは知らないが、しょっちゅう口をくちゃくちゃと何かを咀嚼するかのように動かしている。
とにかく、人間離れしているのだ。やつは宇宙から来たに違いないと僕はおもっている。
一日中座ってくちゃくちゃやってるので近づかなければ特に害もないため、だれからも遠ざけられて無視されている。
僕は女性を見た目だけで差別するのはまちがっているという主義だが、あいつだけは少しわけが違う。
それほどまでに異様な物体なのだ、あれは。
それほど異様な物体ではあるが、生意気にも女子高生らしく、スカートを短くしてルーズソックス(どこで売ってるんだか、僕のウエストより太いソックス!!)をはいているのだ。
なんのはずみか、その短いスカートがすこしめくれて、ふとももがすこしよけいにのぞいている。
ふとももといっても、ただれた巨大な肉塊にすぎない。うぇっ、見たくもないものを見てしまった。
何か、きれいなものでも見て目の保養だ…と、なんでだ、目を離すことが出来ない。
おい、どうしたんだ、え、あ、目を閉じようと思っても閉じられない。
どうしちまったんだ。真っ昼間から金縛りか。とにかく、あんなものをじっと凝視し続けるなんて耐えられない。
次の瞬間、衝撃が僕の全身に走る。
勃起している。僕があれをみて勃起しているんだ!!
次第に勃ってくる股間におもわず叫びたくなる。おい、やめろ、何考えてるんだ。
あんなものをみて、勃起するなんて、人間やめるのといっしょだぞ、おい。
心の叫びも虚しく、股間はさらに硬く、きもちよくなってくる。
もう、なんだかわからない。あまりのことに呆けてしまって、放心状態だ。
いや、いっそのこと気絶でもしてしまったほうがよかったかもしれない。
次第に、射精感がこみあげてきた。やめてくれ、それだけはやめてくれ。
人間としての最後の尊厳を…、ああ、神様…。
いくら願っても、無駄だった。僕の目はアレを凝視したままうごかない。
そして、ついにがまんしきれなくなって…。あうっ。ドクッドクッドクッ……。
射精した瞬間、やっと目を閉じることが出来た。
いつも以上の射精の快感にふるえながら、深い自己嫌悪に陥る僕。
もう、立ち上がることも出来ない。僕の人生は終わりだ…。
誰かが、ぽんと僕の肩を叩く。
「どうだ、気持ちよかったかい?」
「え?」ふりむくとそこには山田がいた。
「な、なんのことだ、ぼくはただ……」うろたえて声が裏返ってしまった。
「これで信じる気になったかい?」
え、何のことだ、そういえば何かを忘れていたような、えーと何だったっけ。
「あ、そうか。暗示をとかなきゃな。ほら、3つ数えると、催眠が解けて全部思い出すよ。1,2,3。」
あ、思い出した。
「おい、山田。たしかお前僕に催眠術を…。」
「そうだよ、君がどうしても信用しないから、美奈子をみてセックスアピールを感じるようにしてみせようかって言ったら、出来るもんならやってみろって君が言うからやってみせただけさ。」
「くそー、おれの人生を返せ、おれの人間としての誇りを返せー。」
「まあ、そう、怒らずに。忘れたいなら忘れさせてあげるからさ。それより、トイレにいかなくてもいいの?」
そうだった。今のこの状況をまず何とかしなくちゃいけないんだ。
トイレに行って何とか始末をして教室に戻った。まだ気が動転している。
「山田、その…」
「まだ、動揺してるようだね。じゃ、おちついて話ができるようにしてあげるよ。僕の目を見て。だんだんと気分が落ち着いてくるよ。ほら!!」
いきなり肩をつかまれて揺すられた。はっと目を覚ましたような感覚に襲われる。
気分が大分おちついた。おもいだすだに身震いするような経験をしたはずだけど、今思うとたいしたことではないような気さえする。
「どう、信用した?僕は催眠術をかけることができる。」
「ああ、やり方はひどかったが、信用するよ。でも、何でこんなことするんだよ。」
「きみがあまりバカにするからさ。それと実際どんなことが出来るのか知ってほしかったというのもある。」
「というと?」
「たとえばさ、今の逆を考えてみてよ。」
「逆?」
僕が美奈子をみて射精した(ブルル…)ということは、だれか女の子が僕を見ただけでイっちゃうことも可能ということか…。
「イヤがる女の子でもイかすことができる―ということか。」
「その通り。おもしろそうだろ。やってみないか。」
あれほどひどい目にあっていながら、その話を聞いて興奮してきてしまった。
考えてみれば、さっきの事だってどうってことはない、美奈子だって女だからな。
女を見て興奮したって不自然じゃないもんね。
「…そう、不自然じゃない…」山田もそう言ってるし。
「やってみるのはいいけど、誰をターゲットにするの。学校一のアイドルといえば1組の恵美理だけどガードが超固いぞ。」
「君さ、玲子ちゃんと仲いいだろ。」
玲子か、なるほどね。玲子は僕の幼馴染だ。幼稚園から高校までずーっといっしょで兄弟以上に親しい仲ではある。
いつもそばにいたためか、女として意識したことさえない。あいつも僕のことを男とは思ってないだろう。
中学ぐらいまではごく普通の女の子と言う感じだったが、高校に入ってから男子の間で人気が急上昇した。
すらっと伸びた脚と、おでこがかわいいすこし生意気そうな顔がけっこうそそられるんだそうだ。
学校ナンバーワンアイドルというわけにはいかないが、投票すれば必ずベスト5には入るだろう。
僕にとっては相変わらず喧嘩っぱやくて口うるさいとなりの玲子ちゃんなんだけど。
「山田も玲子のファンか?」
「ああ、けっこうタイプなんだ。君なら彼女を呼び出すことができるだろ。」
「それは、できるけど…。僕は玲子に催眠術をかけても別に面白くもなんともないしなぁ。」
「え?彼女、可愛くて魅力的だと思うけど。」
「女とは思えないんだよな。あまりによく知りすぎていて。」
「君の知らない彼女も見ることもできるよ。彼女にフェラチオされたり、パイずりされたりするところを想像してみて。」
考えても見なかった。あいつもそんなことするんだろうか。あいつの口で舐められたらどんな感じだろう。
「ね、興味あるだろう。呼び出してくれるだけでいいんだ。」
なんだか山田に丸め込まれてしまったような気もするが、とにかく玲子を放課後屋上に呼び出す約束をした。
放課後。
屋上に立つ3人。僕と山田と玲子と。
「なんなのよ、裕二、用事ってさ。」
「あ、紹介するよ。こちら山田君。」
「知ってるよ。3組の山田だろ。なんだか知んないけど女の先生に受けがいいんで有名だよ。」
「へへ、玲子ちゃんに知っててもらってうれしいな。」
へえ、知らなかった。山田ってそんなところで人気があるのか。
「で、なんなのよ。この山田とつきあえとでも言うわけ?」
「いやいや、そうじゃなくて、その、おもしろいものをみせてくれるっていうから、玲子にも見せてやろうかなと思ってさ。」
「おもしろいもの?こんなところで?」
いきなり山田が割り込んでくる。
「玲子さん、僕の目を見て!!」
不意をつかれた玲子は思わず、山田の目を見つめてしまう。
「ほら、もう目をそらすことが出来ない。」
玲子はとまどいの表情をみせながらも目を離すことが出来ないようだ。
山田は、すっと手を玲子の目の前にかざす。
「目をあけているのが、つらくなる。さあ、目を閉じてしまいましょう。」
玲子が目を閉じる。
「もう、あなたは催眠術にかかっていますよ。ほら、体がだんだん前に傾いてくる。」
ほんとに玲子の体が前に傾く。みごとな手際だ。山田って凄い。
「あなたは、山田君のことがとっても好きになってしまいました。どうしても付き合いたくて仕方ありません。
目を覚ますとあなたは立会人の裕二君をつれて山田君に告白しに行きます。山田君は保健室で待っています。
そして、山田君の言うことは何でも正しいのであなたはかならずそれに従います。疑ってはいけません。わかりますね。」
「はい…。」
「目を覚ましたとき、今言ったことをあなたは忘れますが暗示の内容は無意識のうちに覚えていて必ず指示にしたがいますよ。
では、つぎにポンと肩をたたかれると、あなたは目をさましますよ。ここではあなたは裕二君と二人っきりで話をしていました。わかりましたね。」
山田は僕に目配せをすると屋上から消えていった。僕が肩をたたいて目を覚まさせろということか。
ぽんと玲子の肩をたたいてみる。
「うん、あ?私なにしてたんだっけ。裕二、あ、そうだ。ねえ、いいだろ。立会人になってよ。わたしどうしても山田君と付き合いたいんだ。」
「え、あ、うん。僕でいいなら、いいけど…」
「じゃ、いこ。」
玲子は僕をぐいぐい引っ張って保健室のほうへとつれていく。
山田は何食わぬ顔で保健室にいた。保健の先生はいない。どこにいったのかな。
「あ、いた。山田君。あの、山田君、私、その、君のことが好き。付き合って欲しいの。」
「ふーん。君は服をきたままで告白するのかい。それは相手に失礼に当たるんじゃないか。」
「え?」
「ちゃんと儀式にのっとってやらなくちゃ、僕もどう返事していいかわからないよ。」
「え、と、儀式って…。」
「まず、告白するときは自分のすべてを見せるという意味で裸になるんだろ。」
「そ、そうだったわね。ごめんなさい。すぐに脱ぐから…」
玲子はためらいもせずにスルスルと制服をぬぎはじめた。あっというまに全裸になる。
幼稚園以来久しぶりに見る玲子の裸体。もちろんその時とはまったく違っている。
細い肩、形よくふくらんだ二つの乳房。きゅっとしまったウエスト。まぶしいほど白くスッとまっすぐにのびた2本の脚。股間にはうっすらと茂みが見える。
女として意識もしていなかった玲子のあまりに艶かしい裸体にどぎまぎする。
「えーと、それから…」
「立会人に感謝の意をあらわすために、ちん○をなめて気持ちよくさせてあげる。ザーメンが出たら残らず全部のみこんであげる。そうでしょ。」
「は、はい…。あの、ありがとうね、裕二。気持ちよくさせてあげるからね…」
僕の目を見つめながら玲子が近づいてくる。突っ立っている僕の前でひざまづいた。
僕のズボンをひきずりおろしパンツもずらして僕のちん○にその口をつける。
僕は、されるがままで、身動きもできない。
初めての感覚。なまあたたかい口の中、そして玲子は舌の腹で亀頭の裏をれろれろと舐めまわす。
玲子に、あの玲子にフェラチオされている。なんだかしてはいけないことをしている。
そんな感覚がよけいに僕を興奮させる。必死で僕に奉仕している玲子の体を見ながら僕は果てた。
「うっ。」
「ごほっ、げぼっ…」
突然の射精に、フェラチオには、なれていない玲子はむせ返った。
涙を流しながらも懸命に僕の精液を飲み下そうとしている。なんとも健気な姿に少し胸が痛んだ。
玲子は僕を見て尋ねる。「裕二、どう、気持ちよかった?」
口から僕の精液をたらし、こころなしかトロンとしているその表情はあまりにも淫らだ。
「あ、ああ。玲子、ありがとう…。あの…」
すかさず玲子は山田のほうを振り向く。
「これでいいの?もう告白してもいいの?山田君。」
「ああ、僕に対する思いや、君自身の魅力を十分にアピールするんだよ。本気でやらないと僕の心はつかめないよ。」
玲子の顔が少し引き締まったように思えた。
「好きなの。本当に好きなの。山田君のことを毎日思い続けているわ。私のすべてを捧げてしまってもかまわない。そう思ってるの。」
山田が意地悪そうにニヤッと笑う。
「言葉だけじゃ、何とでも言えるからなあ。」
「そんな。うそじゃないわ。この胸も、おま○こも君のことを思うとキュンとなって、こんなふうに、こんなふうに…。」
玲子の表情がまた変わる。自分の乳房を揉みしだきながら、喘ぎ声をあげはじめた。
「ああん…。山田君…。ああ、いい、気持ちいい…。」
玲子はその場に座り込むと、壮絶なオナニーをはじめた。これも山田の催眠術の力か。僕は少し恐ろしくなってきた。
山田はただニヤニヤして、それを眺めている。
玲子は誘惑するような目で山田をみつめながら、オナニーを続けている。本当に感じてしまっているようで、ときおり目を閉じて淫らな喘ぎ声をあげる。
やがてエクスタシーがおとずれる。玲子はひときわ大きな声をあげた。
「ああ、ああーん。山田くーん。イく、イっちゃう…。」
びくびくっと2回体をこわばらせると、その場に倒れこむ。
僕は思わず駆け寄った。「玲子、大丈夫?」
「立会人は見届けるだけが仕事だよ。干渉しちゃダメだ。裕二君。」
山田が鋭い声で僕を押しとどめる。そうだった、立会人になった以上、僕の感情で動いちゃだめなんだ。
「ごめん…。山田君。」
玲子もどうやら落ち着いたのか、再び立ち上がる。
「どう、山田君。こんなふうに毎晩のように君を思って、オナニーしてるのよ。うそじゃないわ。」
「君の僕への思いはよくわかったよ。でも、それだけじゃ決められないな。君自身の魅力をもっとアピールしてみて。」
「わかったわ。」玲子は妖しい微笑みをうかべる。
「自分で言うのもなんだけど、可愛いほうだと思うわ。私自身は目と口がチャームポイントだと思ってるの。もちろん付き合ってくれれば、この口でとーってもいいことしてあげる。」
玲子はバストの下に手を当て持ち上げるようにして乳房を強調する。
「巨乳とはいえないけど、自分では形のいいおっぱいだと思うの。やわらかいし、感度もいいわ。なんならさわってみる?」
なんてこといってるんだ玲子。山田なんかにそこまですることはない。いくら催眠術にかかっているからって…。
でも、僕は立会人だから、口をはさむことが出来ない。ただ見ていることしか出来ない。
悔しいけど、どうすることも出来ない。僕は立会人だから…。
「スタイルも悪くないでしょ。この体、まだ、誰にもさわらせたことはないわ。山田君に初めてすべてを捧げるの。」
次第に自分に酔いしれていく玲子。ベッドの上にすわりこんで大きく股をひろげる。
「ほらみてよ、わたしのおま○こ。これだって誰にもさわらせていないの。山田君だけのためにあるおま○こなのよ。ほら、もっとよくみて、奥までのぞきこんで!」
指で股間をおしひろげ、奥までみせつける玲子。その行為に自分自身も興奮してきているようだ。
さすがの山田の顔からも笑みは消え、真剣な顔でくいいるように見つめている。
「素晴らしい、きれいだよ、玲子ちゃん。でもその体でほんとに僕を満足させられるかどうか、いっぺんためしてみてよ。僕を気持ちよくさせることが出来たらつきあってもいいよ。」
玲子の顔がパッと輝く。
「いいの?いいわ、うれしい。わたしもうたまらなくなってるの。山田君、来て…。」
玲子に誘われるまま、山田が玲子の裸体の上に重なっていく。
長い、長いディープキスをかわしたあと、山田は玲子のおっぱいを吸い始める。
「ちゅぷっ、ちゅぷっ。」
「ああん、気持ちいい…。うれしい、山田君におっぱい吸われてる。いいの、とってもいいの。山田君、山田君のちん○、はさんでみて。とっても気持ちいいはずだから。」
玲子がやさしく、山田の着ているものを脱がしていく、パンツを脱がしてぽろんとちん○が姿を現すと玲子は愛しそうに頬擦りをした。
「ああ、夢にまで見た、山田君のちん○…。いま、はさんであげるからね。」
玲子はおっぱいの間に山田のちん○をはさみこむと丹念に揉みあげ始める。
今度は山田が声をあげる。「うおっ、すごい。いい、気持ちいい。」
「山田君が気持ちいいって言ってくれた。玲子、うれしい。」
悦楽の表情で玲子は、おっぱいを両手でもみつづける、時折舌でぺろっと亀頭の先をなめると山田が歓声をあげる。
「あー、いいよ。最高だ。玲子ちゃん。顔を見せて。」
ニコっと最高の笑顔で微笑んで山田をみつめる玲子。
「あー、だめだ、でちゃいそうだ。もう挿れさせて、玲子ちゃん。」
「ええ、いいわ。ああ、早く来て、山田君。」
保健室のベッドの上で山田が正常位で玲子を犯し始める。初めてで痛いはずなのに、なんて気持ちよさそうな顔をするんだ、玲子。
「いいよ、玲子ちゃん。いい。最高だ。年上もいいけど、若い娘もやっぱりいい…。」
「はああん、入れて!!もっと奥まで、もっと強く!!」
山田は手馴れた様子で腰をうごかす。山田が腰をつきあげるごとに玲子の声が高くなる。
保健室のベッドがぎしぎしと揺れる。それとともに玲子の白い裸体も揺れ動く。
「ああん、山田君。好きよ!!ああ、いく、いっちゃうー。」
「ああ、僕もだ。玲子ちゃん、中に出すよ、中に出しちゃうよ。」
「出して!!!山田君、出して!あん、うれしい、ああん、あーーー、イくーー!!!」
「あああーっ。」
二人の声が同時に保健室に響き渡った。山田は腰の動きをとめた。玲子は一瞬硬直したようになって、それからしばらくは痙攣したように体をふるわせていた。
「ああ、よかったわ…。山田君…。」あとは声にならない。
「よかったよ、玲子。合格だ。君は今日から僕の彼女だ。」
「え、ほんと?うれしい…。そして、はじめて呼び捨てにしてくれたのね。うれしいわ、本当に…。」
玲子の両目から感動の涙があふれでる。よかったね、玲子。
玲子から立会人をたのまれたときは何だかいやだったけど、一生懸命がんばっている君をみてだんだんと応援する気分になってきたんだ。
ん?なにかもっと大事なことがあったような気がするんだけど…。山田が催…、さ…、あれ、なんだっけ。
ともかく、山田と玲子が付き合うことになってよかった。山田は最高にいいやつだし、玲子にとって一番幸せなことなんだ。
後始末をして、服も着た二人、もうすっかり仲のいいカップルになってしまっている。
腕をくんで山田にしなだれかかる玲子。
「でも、なんだか寂しいな。玲子を山田にとられちゃったみたいでさ。」
「あら、そんなことないわよ。裕二と私は今までどおりの仲良し。そうでしょ。」
「そうだよ、それに君には美奈子がいるじゃないか。」
そうだ、僕には美奈子がいる。ああ、でもまだ彼女にはこの気持ちをうちあけていなかったんだ。
明日にでも立会人を立てて彼女に告白しよう。そう思うと何だか興奮してきた。
今夜は美奈子をおかずに気持ちいいオナニーができそうだ。
今、とても幸せな気分だ。これも山田のおかげ。
ありがとう、山田君。