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ハント3

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幻の女をもとめるため、今日も街中を歩き続ける。女はいくらでもいるのだが、これは、という女にはなかなかめぐり合えない。

 そもそも、俺の子供を産むことの出来る女だからといって美女であるとは限らないのだが、親父はその辺のところは、はっきりとは

教えてくれなかった。

 当面は能力を使って好きな女を好きなだけ犯していけばいいだろうとは思っていたが、あてどもなくさまようことにひどく不安も覚えてくる。

 いつしか女を捜すことも忘れ、これからどうするかについて考えることに没頭してしまっていた。

 「はあ、ま、いくら考えてもわからないものはわからない。気分を変えて女だらけのところへでもいってみるか。」

 女性向けのファッションビルに入って見る。

 ここは10代向けのカジュアルな店からやや高級なブランド店まで数多くのテナントが入っていていろんな女でひしめき合っている。

 女、女、女だ。こういう中にくれば少しは俺も高まってくるのではないかと思ったのだが、どれに手をつけてもいいごちそうが目の前に

山積みされるとかえってげんなりとしてしまうものらしい。

 都市の喧騒に少しあてられてしまった俺は人ごみを避け、建物の裏の非常階段から下へと降りていく。すると…。

 非常階段にすわる女子○生3人。極端に短いスカートに白いルーズソックス、濃い化粧-未だほろびない典型的なバカ女子○生だ。

 それぞれにじゃらじゃらとアクセサリーのついたケイタイで盛んにメールを打っている。

 なんでもいいが3人並んですわられていたのでは通ることが出来ない。

 「わるいけど、通してくれないかな。」

 「は?なんかいったぁー?」

 「通して欲しいんだ。」

 「やあだ。うごくのめんどくせー。」

 「あっちまわればぁ。」

 「通してくれ。」

 「なんだよー、うっぜーおやじ。」

 「てゆっかー、ウチら動く気まったくないしー。」

 「おまえらなー。」若干二十歳の俺をつかまえてオヤジだと!?すこし怒気をふくんだ口調になってくる。

 「お?逆切れか?オヤジ。」

 こういうときには逆切れとは言わんだろうが。日本語をもっと勉強しろバカどもが!!

 「え?やるっつーの?ミキィ、エージに電話しな。ねえ、オタクさぁ。エージが来たらちょっと面倒なことになるしぃ。いまのうちに

とっとと向こう行っちまったらぁ?」

 誰が来ようと負ける心配はないが、こいつらは徹底的にいたぶってやらないと気がすまない。

 俺がさっと手をふるだけで3人ともトランス状態におちてぼんやりとした顔つきに変わる。

 「いいか、おまえらの目の前にいるのはお前たちが一番会いたいと思っている超有名芸能人だ。

 俺は超有名芸能人だから、俺の言うことには何の疑問ももてないんだぞ。俺の言うことはすべて正しいんだ。

 わかったな。わかったら目をさませ。それ!」

 手をパンとたたくとびっくりしたように3人とも同時に我に帰る。

 「あれ?」「え」「うっそー!!」

 俺を見て3人とも目をまんまるにして両手で口を押さえている。

 「○○さん…ですよね?あ、あの、いつも見てます。ああん、ウソみたい。え、ほんとにぃ?」

 「きゃあ、あの、あの、あの、私すっごいファンなんです。握手してもらってもいいですかぁ。」

 さっきまでの態度からころっと変わってカワイコぶる女子○生たち。気味がわるいぐらいだ。

 「ああ、どうも。握手ぐらいはかまわないよ。はい、どうぞ。」

 俺がズボンのチャックをおろすとちん○がぽろんとこぼれでる。

 「え?」

 「握手って言ったらこれを握ることでしょ。」

 「あ、は、はい、そうですね。やだぁ、もう、気が動転しちゃって。」

 リーダー格とおもわれる女子○生がまず俺のちん○をにぎり3回ほど上下させる。

 「ギュ、クイ、クイ、クイ。わあ、うれしい。握手してもらっちゃった。もう、右手洗わないでおこっと。」

 そうしろ。俺もちん○は3日ほど洗ってないしな。

 「わたしも…。いいですかぁ。わぁ、やわらかくてあったかくて…なんかいい匂いがするぅ…。」

 おおっと、そんなにきつく握るなよ。

 「じゃ、わたしも。ああん、うれしいい、感動しちゃう。ちょっとほおずりしちゃったりなんかして。スリスリ。やだ、やっちゃったぁ。」

 完全に舞い上がっている3人。

 お前ら俺のちん○を握ってそんなに嬉しいか。でも、意外と気持ちよかったな…。

 「あの…。サインももらっちゃってもいいっすかぁ?」

 「あ、わたしも。」「わたしも。」

 「ああ、よしよし、わかったよ。色紙は?え?持ってない?じゃ、パンツおろしてスカートめくって、あっちむいて…。

君たちの体に直接サインしてあげるからね。」

 「わぁ、うれしい、ありがとうございますぅ。」

 3人はわれさきにとパンティーをおろし裸の尻を丸出しにして俺の前につきだす。

 「じゃ、君から…。」

 「わあ、すごい、わくわくしちゃう。」

 一人目の女子○生の尻をつかむといきなり俺のちん○をおま○こに突き入れる。

 「あふう…。」2,3度つっこんでぐりぐりかきまぜるとすぐに抜く。

 こいつらをそんなに楽しませるつもりはない。

 つづけざまに二人目。「きゃ、きゃうううん…。」がらにもなく可愛い声出しやがって。

 三人目。「あ、あうう、くううう…。」うう、きついな。これもすぐに引き抜く。

 こいつら相手に射精などもったいなくて、とてもじゃないがする気にはなれない。

 「あ、ありがとうございますぅ。サイン大切にします。」顔を赤くして礼を言う女子○生たち。

 最後にもうひとつ暗示をあたえてやる。

 「いいか、俺につっこまれたところからじんじんととても気持ちよくなってくるぞ。

我慢し切れなくてここで座り込んで、おまえらはオナニーを始めてしまう。

始めると気持ちよくなってもうイってしまうまでやめられない。

そして、俺が行ってしまってから5分たったら、さっき会ったのは芸能人でもなんでもないただの男だったことに気づいてしまう。

それでも、オナニーはやめられない。イくときは最高に気持ちよくイけるぞ。ありがたく思え。じゃあな。」

 俺はそのままその場を去った。

 「くっちゅ、くっちゅ…。あ、ああん、いいよう…。気持ちいい…。」

 「クチュ、は、あうん、クチュ、てゆっかー、クチュクチュ、なんでウチら、あんなオヤジにティムポつっこませたんだろ。

クチュン、てゆうかぁ超クヤシクナクナイ?クチュ、くっふう…。」

 「チュック、てゆうか、てゆうかぁ、チュク、まじ、ムカツク、ってゆうかあ、ウチらなんでこんなとこで股ひろげてオナってんのぉ?

チュクチュク、でもチョー気持ちイーしィみたいなぁ。でもさ、でもさ、チュク、チュク、サエってさあ、バージンじゃなかったっけ?チュク、あふん…。」

 「くっちゅ、くう、ふうん、くっちゅ、やだよう、まだカレシもいないのに、アタシあんなオヤジにバージン捧げちゃったのぉ?

くっちゅくっちゅ…。ああん手ぇ止まんないしぃ、でもぅ、じんじん来るしー。くっちゅ、いい、ああん、おっぱい揉んでも気持ちいいんだぁ…。」

 「あ、それってヨサゲぇ。あ、クチュ、モミ、ほんと、チョー気持ちいい…。クチュ、モミ、クチュ、モミ、超ヤだけど、クチュ、あのオヤジの

ティムポ思い出すとカーッと熱くなってクチュ、バリ気持ちヨイー!!モミモミ、クチュクチュクチュ…。」

 「はあ、はあ、はあ、もう…、イ、イきそう、あ、あ、あ、イっくぅー!!」

 「あああーん!!私もー!!!」「あくぅうん、ああうう、いくぅ…。」


ハント4

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年末で人のごったがえす繁華街をうろついて見る。クリスマスの派手な飾り付けをしているデパートの大きなショーウインドウの前で

 おたがいの肩に手を回しあい、見つめあうバカップルがいた。

 「タっくん、私の事、あいしてる?」

 「もっちろん。愛してるよサッチン…。」

 「うふふふ…。」

 「えへへへ…。」

 女のほうは小柄でまあかわいいといってもいいだろう。男のほうはずいぶんと、ふぬけた感じの野郎である。

 こいつらは人目もかまわずベタベタといつまでもやっている。ついにはチュッチュッとキスまでしはじめる。

 すこしムカついた俺はこいつらにちょっとイタズラをしてやることにした。

 ふたりにそっと近づく。お互いのこと以外は目にはいらない二人はまったく気づいていない。

 そっと女の背後にたつ。

 「お前の相手はこっちだぞっと…。」女の肩に手をかけ、くるっと回してこっちに向かせる。

 瞬間に彼女の心を操る。体の向きが変わっても、うっとりとした表情のままで俺を見つめている。

 「うふ、うふふ…。」相手が変わったこともまったく気にならない。目の中のハートマークはさらに燃え上がっている。

 「あ、あれ?サッチン?どうしたの、だれ?そのひと。」一瞬のことでぽかんとしていた男が我に返ったように女の肩をつかむ。

 「え?」とふりかえる女。「あなた…。だれ?」「え?だれって…。」ふたたびあっけにとられる男。

 俺は男に向かいサっと手をかざす。

 「あ、ご、ごめんなさい。人違いでした。おっかしいなあ。サッチンどこいったんだろう。おーい、サッチーン…。」

 男は女の名を呼びながら、ふらふらとあっちへいってしまった。

 「さあ、行こうか。」

 「うん。」女は陶酔した目でほほ笑みながらずっと俺の顔をみつめている。

 間近でみると結構かわいくみえる。このまま帰すのが惜しくなってくる。

 「おまえ、名前は?」

 「んん?サチコだよ。みんなはサッチンっていうよ。」

 「おれのことはキミトと呼べ。」

 「キミト…、キーミトォー。うふ。」

 得体の知れないイントネーションで俺の名前を復唱する。よしてくれ恥ずかしい、とか思いながらもこの娘に言われるとなんだか

悪い気もしない。

 身長は俺の肩ぐらいまでしかない。真ん丸い顔は美人というより愛くるしいといった方がわかりやすい。

 まるで無邪気な子犬のようにうれしそうに俺にまとわりつく。

 こういう女ははじめてなので俺もペースを乱されているのかもしれない。

   「キーミトォ、もっとつよく抱いてくれなきゃやあだ。ぷんぷん!!」

 本当に口で「ぷんぷん」っていいやがった。

 ぐっと抱き寄せてやると、より一層目をうっとりとさせて、寄り添ってくる。

 「とりあえず、メシでも食いに行くか。」

 「うん。」サッチン…サチコはかわいくうなずいた。

 一流ホテルでの高級フレンチはこいつには少しもったいないような気もしたが、やはり極上のものでないと俺は満足できない。

 おだやかな間接照明と机上のキャンドルのやわらかな光に、サチコは意外なほど美しく見えた。

 俺自身がなにかのマジックにはまっているような気分になってくる。

 「わああ、このワインすっごーくおいしい。すごいね、キーミトォーって。」

 その間延びした変な名前の呼び方はやめてくれよと思いながら、ついつられて俺もほほ笑んでしまう。

 「そうか、料理はどうだ。」

 「ううん、わたしこんなの食べたの初めてぇ。高いんでしょう?ねえ、10万円ぐらいする?」

 ミもフタもないというか、話の中身はファーストフードでの会話と大差ない。まあ、こいつに急に淑女になれといってもムリな注文だ。

 こんなフランス料理なんて食べ飽きたわ、てな顔をする女よりよっぽどいいと無意識のうちに彼女をかばおうとしている自分に

気づいて、すこしドキリとする。

 「値段なんかどうでもいいよ。俺は料理の出来にだけ、興味がある。百万の値打ちがあるとおもえば払えばいいさ。」

 「キャーっ、キーミトォーってカッコイイ!!ステキィ!!」サチコの瞳のラブラブ指数がさらにアップする。

 コースもおわってコーヒーをのみながらくつろいでいると、店長とシェフが挨拶にくる。

 ここでは俺は上得意であると店員たちに思い込ませてあるのだ。

 「奥奈さま、いつもありがとうございます。どうでございましたか、本日の料理は。」

 「うん、あいかわらず、ここのシェフの素材の生かし方は絶品だね。味つけは芸術的でありながらおしつけがましさがなく、毎日たべても

飽きることがない。いやあ、降参ですよ。」

 「そう、おっしゃっていただけると光栄です。奥奈さまほどの食通におほめいただけるのは三ツ星よりも価値がございます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。」

 うん、と軽く俺が礼をすると、ふたりは行ってしまう。

 一部始終をみていたサチコの俺に対する尊敬度は頂点に達している。

 「キーミトォーって…、スッゴイ…、ステキ…。」首を小さく左右にふりながらうっとりした目で俺をみつめている。

 なんとなく得意な俺。どうも今日は必要以上にパフォーマンスしてしまったようだ。

 女を落とすのに俺ならばこんな手間をかける必要はないのだが、男というのはバカなものだ。

 「どうだ、今日はこのホテルに泊まるか?」

 「うん。」なんのためらいもなくコクンとうなずくサチコ。

 フロントのカウンターに行く。

 「あ、奥奈ですけど。」無論ここで俺の能力を使う。俺はこのホテルでは支払い免除の超VIPとなる。

 「奥奈さま、いつもお世話になっております。チーフマネージャーをよびますので少々お待ちください。」

 チーフマネージャーが揉み手をしながら現れる。

 「ああ、これはどうも奥奈さま。いつもご利用いただき光栄に存じます。で、本日は?」

 「あ、ちょっと泊まりたいんで部屋、用意してくれるかな。」

   「かしこまりました。ちょうど最上級のスイートルームがあいておりますのですぐご案内いたします。こちらへどうぞ。」

 チーフマネージャーは俺とサチコを案内する。

 通された部屋はさすが最上級スイートというだけあって、とてつもなく豪華だった。

 宴会でもひらけそうな広い部屋が3つ。広いバルコニーからは美しい夜景を見渡すことが出来る。

 もちろん部屋の中でもゴージャスな家具に囲まれてそんな夜景をみながらくつろぐことが出来るようになっている。

 「ふわーっ、すごーい。ねえねえ、キーミトォー、あれ、東京タワーだよ。すっごくきれい。」

   「今夜はこの夜景をまるごと君にプレゼントさ。」自分でも寒くなるほどのセリフだが、この娘の前ではつい口をついてでてしまう。

 「あーりがとう、キーミトォー、うれしいい!!ちゅ。」

 サチコが俺にだきついてキスをする。そのまま抱き合って見つめあう。

 状況としては最高に盛り上がっているといっていいだろう。

 「シャ、シャワー浴びてこいよ。な。」俺は不覚にもすこしうろたえてしまった。

 「キーミトォーも一緒に入ろ。ねえ。」

 「え、ん?あ、ああ…。」

 あいまいな態度の俺を引きずるようにして、シャワールームへ連れ込む。

 サチコとシャワーを浴びる。身体は小さいが思いのほかエロチックなボディラインをしている。

 「うふ、うふふ、ねえキーミトォ、今日はいっぱいエッチしようね。」

 かわいくささやくサチコを思わずギュッと後からだきしめる。

 ちょうど俺の手でつつめこめるくらいのかわいいおっぱいを力いっぱい揉みしだいてしまった。

 「もにゅ、もにゅ、はあ、はあ。」

 「あはん、ううん、だめだよ、キーミトォ、こんなとこでしちゃ、カゼひいちゃうよう。」

 俺は、ハッと我に返る。何やってんだ。なんでこんな小娘のペースに乗ってしまうのか。

 「すまん、お前がかわいいんで、つい…。」

 「う、ふ、ふ、あせらないの、キミトォ。きょうはいっぱい気持ちいいことしたげるから!」

 「ああ、うう。」ざまあないな。

 風呂を出て身体を拭くのも、もどかしくベッドインする。

 俺は冷静をよそおうとするが、俺の分身は痛いほどいきり立ってしまっている。

 「すごおーい。こんなにおっきいのが、こんなにかたーいの。じゃ、サチコがなめなめしたげるね。ふふ。」

 小さな口をおおきくあけて、あーん、ぱくっ、といった感じで俺のちん○にむしゃぶりつく。

 「はあううう。」不覚にも情けない声が出た。

 それほど、なんともいえない気持ちよさが体中に走ったのだ。

 俺はドキっとする。もしかしたら、この娘が…。捜し求めている女なのか…。

 俺の動揺をよそにサチコは激しくしゃぶりつづける。

 俺が気持ちいいかどうか確認するためなのか俺の顔をずっとみながら一心不乱に唇でしごいている。

 他の女に比べて特にテクニックがすぐれているわけでも、特殊な口の形をしているわけでもない。

 にもかかわらず、俺の陰茎は気持ちよさをビンビンと感じてしまっている。

 さほど時間がたっているわけでもないが、もう耐えられないところまで来てしまった。

 「あ、あう、でる、でる…。」「はも、ほご、ほご、ほおううん…。」

 サチコが口を離す気配はまるでない。

 俺が発射するとおいしそうに精液を飲み込んだ上にまだ口の中で亀頭をしゃぶりつづけている。

 「お、おい、いいかげんにしろよ。これじゃいつまでたってもセックス出来ない…。」

 「ちゅぽ。うふふふ…。」ようやく俺のちん○から口を離したサチコは楽しそうに笑っている。

 「ああ、おいしかった。でもさ、これでちょうどよくなったんじゃない?」

 たしかに俺のイチモツは今の射精で決して萎えることはなく、かといってギンギンに固くなっているわけでもなく“ほどよく”勃起した

状態になっている。

 こいつをこの娘に挿入すれば、俺の目標が達成されたのかどうかははっきりするだろう。

 期待を込めてサチコをぐっと引き寄せる。もう言葉は必要ない。

 サチコはちょっとだけ恥ずかしそうにうつむくと俺の誘導どおりに身体を動かす。

 胸と股間をしばらく愛撫したあと、やさしく股を手で開き、おもむろに挿入していく。

 ぬぷぬぷぬぷぬぷ…。なんともいえない気持ちよさ…。しかし、やはり違う。何がと訊かれてもうまく答えることは出来ないのだが。

 この娘は明らかに俺の捜し求めている女ではない。それだけは俺の脳がはっきりと告げている。

 「はあ、ああうう、キーミトォー、いいの、きもちいい…。」消え入るようなささやき声でサチコがあえぐ。

 それでも、この娘への愛おしさは変わることはない。

 ゆっくりと、ゆっくりと腰のスピードを俺は上げていく。

 ぐい……ぐい……ぐい……ぐい…ぐい…ぐい…ぐいぐい…ぐいぐい…ぐいぐいぐいぐい…グイグイグイグイグイグイ…。

 「はあ、はん、うううん、いい、いい、いい、キモチイイ、キミトォ、ああん、好きい。」

 なんて幸せそうな、なんていい顔をしているのか

 俺が激しくピストン運動をしている間もずっとサチコは俺の目を見つめ続けてうっとりしている。

 ものたりないのか、みずから腰を動かし始めた。

 かわいい顔でこんなことをするとは信じられないほど淫靡に腰をつきあげてくる。

 「ああん、ねええん、クイッ、どおお、いい?クイッ、きもちいい?いい?クイクイッ。」

 俺の目から一瞬も目を離さず、何度も何度も執拗に問い続ける。

 「うふふう、すき、大好き。ちゅ、ちゅ、ちゅ…。」

 今度はキスぜめだ。俺の頬に手を当てて何度も何度もくちづけをする。

 「チュ、チュ、ああん、そこ、いい、ちゅ、ちゅう、は、ううく、うふん。」

 もう、俺の方からは腰を動かしてはいない。サチコが下からものすごい勢いで腰を突き上げてくるのにただ合わせているだけだ。

 完全に彼女に主導権をにぎられてしまってどうしようもなくなっている自分に苦笑する。あ、でも、すごい…。

 「ねえ、ねえ、中へだしてね。きっとよ。中に出してね。はあ、はあ、はあ。」

 「うん、うん…。」気持ちよさに耐えながら生返事をする。

 「クイ、クイ、クイ…。今日ね、サチコの危険日なの、赤ちゃん、作ろうね。あ、あふうん。」

 「はい、はい……。ん?え?ええええ!?」

 冗談じゃない。予想していない俺もバカだが、突然こんな爆弾をなげられてあたふたしてしまう。

 早く能力で操ってしまわないと…。あせってしまってうまくいかない、というよりもう出てしまいそうなのだ。

 引き抜いたほうが早い。そう思ったが。

 「いやあ、ぬいちゃいやああ!!!キーミトォのあかちゃんほしいんだもん!ぜったいぬいちゃいやあ!」

 ものすごい力で脚を絡みつかせ俺にしがみつく。

 あせって振りほどこうとするが、とっさのことでうまくいかない。

 「あ、うぐ、こら、あ、ああああ、あ、だめだあ!」

 こらえようとする俺に腰を振ってくるサチコ。そのかわいい一撃で俺はこらえきれず爆発してしまった。

 ぴゅ…ぴゅ、どく、どく。「あ、あああ、でちゃった…。」

 「ああ、でてるう、キミトのがはいってきてるう!!妊娠するのお!!」うっとりとした目、恍惚の表情でサチコは俺の精子を受け入れている。

 あああ、出てしまった、どうしよう……なんてな。

 実は俺の精子で女は妊娠しないのだ。親父が言っていた。

 「お前が出す精子はいわばダミーの精子だ。本当の精子はお前の子供を生むことが出来る女と交わったときに初めて射精され、そして

必ず妊娠するようになっている。」

 忘れていたわけではないのだが、サチコのペースにすっかりはまった俺は普通の男になりきっていたようだ。

 こんなどこにでもいるような小娘がこの俺をこれだけ翻弄してしまう。

 俺は女の恐ろしさというものを初めて知ったような気がした。

 「うふふふ、私とキーミトォーの赤ちゃん、出来るといいね。早く欲しいね…。」

 安らかな表情で語りかけるこの娘を、だが、嫌いになることはできない。

 「ああ、そうだな。眠れ…。」俺が手をかざすとサチコはコクンと眠ってしまう。

 とりあえず、今日のことは忘れさせて元のカレシのところへ戻してやろう。

 しかし、いつでも呼び出せるよう連絡先はしっかりと控えておく。

 俺がハーレムを作るときには加えてやることになるだろう。ま、何かと問題をおこすことは十分に予想できるのだが。

ハント5

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都心から郊外へ向かう早朝の私鉄の車両のドアが開く。

 俺が車内に乗り込むと入り口付近に座っている女が怪訝な顔をして俺を見た。

 まだ、ラッシュ前で、まばらな乗客たちの視線もいっせいに俺に集まる。

 俺が別に奇異な格好をしているわけではない。これは女性専用車両なのだ。

 集団を相手に力がどこまで通用するのか、ちょっと試して見たくなった俺は早朝の女性専用車両を力試しの場として選んだ。

 ドアが閉まり電車が発車する。

 とりあえず車内の全員に俺のことが気にならぬように「電波」を送る。

 車内にいるのはせいぜい14~5人だ。俺にとってはそう難しくはないはずだが…。

 俺をにらみつけたり、ちらちら見ていた女たちも一人、一人、俺には興味を失ったようにふたたび本を読み始めたり、メールチェックしはじめる。

 最後の一人が俺を無視するまで3分ほどかかる。まあ、最初はこんなもんか。

 次にこの車両に結界をはる。車両に誰も乗り込んでこないよう、この車両に入る気がしないようにしておくのだ。

 ここまではうまく行った。少し落ち着いたので改めて車内を観察して見る。

 意外に若い女が多い。朝帰りらしき女もいれば、これから遊びにいくグループ、水商売風の女、学生…。

 その層はさまざまだ。もちろん若くない女もいる。

 さっきは最後まで俺をにらんでいた、でっぷりしたおばさんや優しい顔をした老婦人など。

 その何人かにはまず眠ってもらうことにしよう。ピピっと俺の頭から再び「電波」が飛ぶ。

 車内の6名ぐらいがカクッと首を垂れて寝込んでしまう。いずれも「若くて美しい女」の選定基準から外れた乗客だ。

 当然あとは「若くて美しい女」だけが残る。そいつらの一人一人の無意識に潜入していく。

 ほぼ一瞬で全員のキャラクターを把握できた。こいつらはもう俺の手の内にあるも同然だ。

 一人のセーラー服の学生の前に立つ。みつあみのお下げに眼鏡をかけた真面目そうな娘だ。

 眼鏡のずれをしきりに直しながら文庫本を一心不乱に読んでいる。

 この娘の無意識に強く介入してみる。

 …前に立っている男のちん○んがさわりたくてたまらない…。手が伸びてしまって自分では押さえつけることが出来ない。

さわるともっともっといじりまわしたくなる。いじると自分もとってもHな気分になる。そんな感じてしまう自分が恥ずかしくてたまらない。

でもやめることは出来ない…。

 強く、何回も暗示を娘の無意識にたたき込んでやる。

 次第に顔が赤らんでくるのがわかる。ちらちらと俺の顔と股間を盗み見るようになる。

 自分の内なる欲求との葛藤でブルブルと震えだす。しかしどうしたって俺の打ち込んだ暗示に打ち勝つのは無理だ。

 真っ赤な顔でうつむきながらそれでも本から目をはなさずにおずおずと娘の手が俺の股間に伸びてくる。

 やがてその手が俺に達すると一瞬、娘は肩をビクっとさせる。

 それでも手は止まらない。ズボンの上からおれのちん○をさすり始める。

   シュッシュッシュッ…。

 「はあ、はあ、はあ。」息づかいが荒くなってくるのがわかる。

 もう本は読んではいないがまだ下を向いたままでのばした手だけをさらに激しく上下させる。

 まだ自分自身と葛藤しているのか、こする力はそれほど強くはない。

 これじゃ少し物足りないな。

 さらにサービスしてくれる女を追加する。

 俺が「電波」をとばすと、斜め後ろから一人、車両の前のほうから一人、女がふらっとたちあがって俺のほうに寄ってくる。

 二人ともすでに目はトロンとしてトランス状態だ。

 一人の女は、いかにも遊んでいるという感じのちゃらちゃらした感じのポッチャリ型の女だ。

 この寒いのにホットパンツをはいて露出の多い服を着ている。

 染めた金髪をドレッドヘアだかスズメの巣だかわからないようなぐちゃぐちゃの髪形にしている。

 アクセサリが無駄に多い。コレもファッションか。

 もう一人の女は服装は清楚なワンピースだが、だれがみても水商売とわかる雰囲気の若い女だ。

 抜群のプロポーションというわけではないが、体全体の線が、どこか生々しく男心をくすぐるところがある。

 二人は俺の両脇までくると自分の身体の部分を俺にこすりつけてよがり始める。

 遊び人の女は俺の身体に胸をこすりつけてくる。服の上からでもそのボリュームがわかる。

 ゴムまりのようなその胸はどうやらフェイクではないようだ。なかなかいい弾力感が俺の脇にあたってなんだか楽しくなる。

 そうだ、感じろ、俺の身体に触れるともっと気持ちよくなる…。

 「ムニュン、ムニュン、はあ、はあ、ああん、ふうう…。」気持ちよさそうな声をあげながら、さらにグイグイおしつけてくる。

 もう一人の女は俺の首筋をなめはじめた。その静かな動きとはうらはらの激しい鼻息が結構俺を興奮させる。

 首筋をなめながらその手は俺の背中や尻を愛撫している。

   「ぺろ、ぺろ、ぺろ、むふう、ふうん…。」

 やがて、俺の手をつかむと自分の股間へと導いていく。

 ワンピースをたくし上げ、いきなりパンティーの中へ俺の手を入れて触らせようとする。

 俺は逆らわず、女の要求に応える。

 「くちゅ、くちゅ…」「はあ、ああウウ…。」俺の耳元で異様に色っぽい声を上げだす女。

 腰をくねくねさせて、俺の手にグイグイ押し付けてきている。

 「はああーん、イかせてぇ、イかせてぇ…。」少し低音のハスキーボイス。声だけで2割り増しのエキサイト。

 一方遊び人の女は、さらに乗って来たのかもう上半身裸になってその見事な胸をさらけだし、俺のシャツをめくりあげて、必死で

こすり付けてくる。

 そのピンと立った見事な乳首をちょっとつまんでやると面白いほど反応する。

 「キュッ。」「はあああ、ああ、いいー、キモチイイー!!もっと、もっとおおー!!!!」

 更なる快感をもとめて俺の肌に乳頭をこすりつける。

 ステレオで聞こえる女のよがり声に俺も盛り上がってくる。

 そうこうするうちに欲望の方が勝ってきたのか、お下げの女子学生の股間をこする力が強くなってきた。

 おお、いい感じだ。もうしっかりとズボンの上からおれの陰茎をにぎりしめて上下し始める。

 「はあ、ああ、あああ…。」目線はあいかわらず下を向いたままだが大きなあえぎ声を上げ始めた。

 「は、あううん、もう…、もう…、だめええええ!!」

 チャックを一気に引きおろすと乱暴におれのちん○を引きずり出し、グッと握り締めるとものすごい勢いでコキはじめる。

 シコシコシコシコ…。「はああ、いい、いいわ…。」恍惚の表情。もううっとりした目つきで俺の顔をみつめながらしごき続けている。

 そして、しだいにその口が亀頭部分に近づいていき…。

 「はむ、はもはもほももも…。」大胆な動きで口の中へ俺のちん○を吸い込んでいく。

 「はうふ、ほんぐ、ほぐ、じゅ、じゅ…。」幸せそうにバキュームフェラをするその顔は、もう完全に淫乱女へと変貌をとげていた。

 こうして早朝の電車内で3人の痴女に体中を愛撫されている。こういうのも刺激的でいいものだ。

 実際に試して見てこういう操りは思ったほどエネルギーを使わないものだということに気づく。

 最初に女たちの心の方向を少し捻じ曲げてやるだけであとは岩が転がり落ちるように面白いように淫乱になっていく。

 多人数で行う相乗効果みたいなものもあるのかもしれない。といろいろ思案しているうちにも身体は絶頂へと近づいてくる。

 おお、気持ちいい。

 この気持ちよさをみんなにも味わってもらわなくちゃな。

 残りの乗客に俺の気持ちよさを転送してやることにしようか。

 俺の感じている快感を増幅して、俺を愛撫している3人はもちろん、残りの全員の脳に「電波」を送り込む。

 自分で胸を揉んだり股間をこすり始めたりする乗客の女たち。

 「はあ、はあ、くう、ふう…。」「きゅいん、く、あん…。」「いや、あん、だめ、あん、そんな…。」

 やがて車両全体があやしいあえぎ声で満たされていく。

 俺の絶頂が近づくにつれ、みんなの声も絶叫に変化していく。

 「あ、あ、あああああ、あ、あううう。」「きゃううん、きゃはあはああ!!」「うぐ、ぐぐ、がふふううう!!!!」

 素晴らしいオーケストラに囲まれて、ついに俺も最後を迎える。

 お下げの学生の舌の左右の激しい動きにじんじんしびれていた俺の亀頭が、ぶるっとふるえると一瞬おいて白濁をどっと吐き出した。

 ぴゅううう、ぴゅ…。

 「う、うふう、はあああああーん…。ああ、あー!!!!」「あう、あうふう、いくうううう!!!」「きゃひいいいい。」「あああ、いいいいいーーーー。」…

 車両全体が女たちのイく声で揺れた。

 「ふう。」長い射精がやっと終わって俺は一息つく。

 うまくいったという満足感と久しぶりに出し尽くしたというこの感じ。

 こころよい疲労感とともに車内を見回してみる。

 俺自身がかなり気持ちよかったため、イった瞬間はかなりつよい「電波」が飛んでしまったようだ。

 一人残らず、股間をじゅくじゅくに濡らして座席で失神している。

 俺はイチモツをズボンにしまいこみ、服装をととのえると最後の仕上げにかかる。

 電車の中では何もなかった。服装が乱れていたり、パンティーが濡れていたりするのはまったく気にならない。

 俺の存在も忘れてしまう…。

 乗り合わせた全員の表面の記憶から車両の中であったことを消去する。

 完全に俺と同化してしまったこいつらの記憶をあやつることは簡単なことだった。

 しかし、とことん淫乱になってしまった自分を心の奥では忘れることが出来ない。

 俺の求めひとつでいつでも激しく発情する…。

 とりあえずは普段の生活に戻してやるが俺からは逃れられない。

 そして、念のため一人一人の連絡先を控えておく。

 もしかしたら探している女がこの中にいないとも限らないからだ。

   後日、一人ずつ呼び出してはセックスをしてみたが、やはり求める女はいなかった。

 はじめから期待はしていない。それより、いろんなタイプの女とつづけざまにセックスをするのがおもしろかったのだ。

 あのお下げの学生が激しく求めるタイプで、巨乳の遊び人は逆に淡白なセックスだったのが意外だった。

 二人ともいずれ、俺に仕えさせる女のリストに入れておく。

 それにしても、求める女はいったいどこにいるのだろうか。

 親父の顔を思い浮かべながら、暗澹たる思いで俺はとぼとぼとあるく。

 あらゆる望みはかなうが、ただ一つかなわないものを追い求め続けなければいけない人生。

 考えて見れば皮肉なものだ。だがまあ、仕方ない。やるせない諦めに苦笑いし、ただため息をつく。

 「ふう…。」

 明日こそは、明日こそはと無理やり自分にいいきかせながら眠りに付く。

 明日こそは…。

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